さんずいに歩くと書いて

ローラースケートで駆け抜けてく彼らのこと

MUSIC COLOSSEUM の 試聴感想的なもの

昨日、発売まで18日を切ったKis-My-Ft2のアルバム『MUSIC COLOSSEUM』のほぼ全ての楽曲の試聴が彼らの公式サイトにて始まったので試聴してきました。

先日のキスラジで北山さんから「攻め曲が多い」との高まる情報を頂いたところだったので、もう浮き足立って仕方なかったのもあり、ドキドキワクワクと胸を高鳴らせながら試聴してきました。

MUSIC COLOSSEUM(DVD付)(初回生産限定盤A)

MUSIC COLOSSEUM(DVD付)(初回生産限定盤A)

  • アーティスト: Kis-My-Ft2
  • 出版社/メーカー: avex trax
  • 発売日: 2017/05/03
  • メディア: CD




そんな試聴の第一印象は、「意外」というひと言だったりして。

攻め曲という言葉から、私が想像していた攻め方とは若干違っていた印象を受けたのがそもそもの要因。でもそれは完全に良い意味での話であり、こんなに落ち着いた攻め方を彼らがしてくるというのは、想定外であり凄く嬉しかった。想定外だからこそ面食らったのもある。

もっとトンチキめいた攻め方(それはそれで大好きなやつ)をしてくるもんだとばっかり思っていたけど、どちらかというと今までのアルバムと比べても楽曲のトーンはどれも抑えめで。贔屓目でなく普通に格好良い攻め曲ばかりが揃っていて。メンバーがひとりまたひとりと三十代を迎えるというのは、こういうことでもあるのかなと、ひとりで腑に落ちてもいる。

私が今まで聴いてきたKis-My-Ft2の楽曲からは想像出来なかったものを試聴段階で既に得ているような気分。上手く言えないけれど、どの曲もファンじゃなかったとしても聴いてて、いいなと思える楽曲が集まってるように思う。

なんというかこんな言い方はあれかもしれないけど、普通に聴ける。そして普通に聴いてほしいので、一般の方にもオススメしたいアルバムになるような気配を感じる。褒めすぎだろうか…いや褒めてなんぼだ。


というわけで、そんなMUSIC COLOSSEUMの試聴段階での感想を、ザザザッと話していこうかと思います。


★ Overture ~Music Colosseum〜

荒れ果てた廃墟からどこからともなく聴こえる歌声。その声を辿ると、無造作に積み上げられた廃棄物の中に、一台の古いラジカセがカタカタと音を立てながら再生されている。ラジカセから聴こえてくる歌声は、崩れかけているコンクリート打ちっ放しの空間に反響し、音を響かせていた…

とかいう、ちょっとしたB級SFアドベンチャーの冒頭部分を勝手にイメージしてしまったOvertune。(全て妄想です危険)

鳥が羽ばたいて鳴いてる声とかも、人間たちに忘れられていつしか鳥たちの住処となっていてどこか近寄りがたい怪しげな雰囲気がありつつ、明らかにそこに敵がいる気配を物語ってもいて。激しい闘いが今はじまる!っていうCOLOSSEUMな予感が静かにフツフツと湧き上がってる。

今までのOvertuneは割とエレクトロチックだったから、今回は方向性がちょっと違う感じがして、新たな挑戦が見える。期待感を煽られる。良い(結論)


★ VersuS

勝手にタイトルから妖艶めいた曲をイメージにしてたからか、割とゴリっとしたロックチューンで驚いた。なんとなくKAT-TUNっぽいな〜というのが第一印象。

エイベさんからの情報によると、兄組VersuS弟組とのことなんですが………
本当にそういうの待ってましたよ……(土下座)

なんとなく、その3対4の分け方って水面下ではあるものの、あまり公式的に披露されることがなかったと思うので、ここにきてそれを投下してくるあたり………さすがエイベさん共々、こちらの喜ばせ方分かってらっしゃる(土下座 本日2回目)

特典の対決でも、兄組の3人4脚が拝めるようですし……ここにきて兄組と弟組分けをゴリ押ししてくるって不意を突かれたし、ありがたいのなんの。
今までその組み合わせがなかったのは、この曲のために大切に大切に取ってあったんだ、おあずけされてきたんだ…とすら思えてきた。なにそれ、最高の「待て」状態だし「よし」って言われた今は超がいくつ付いても足りない程の最高じゃないですか……(土下座 本日3回目)

和と洋の対決らしいので、それぞれのコスチューム対決も見ものだなと、勝手に妄想が膨らむ。個人的には兄組が和装、弟組が洋装を希望。横尾さんの今の長髪に和装は、かなり色気を要するので見てみたいし、日本刀を携えている出で立ちを想像すると………(言葉にならない)

試聴してると、サビ終わりの和楽器の音階が上がったり下がったりする間奏メロがめちゃくちゃ格好いい。メロの良さにシビれた。


楽曲担当予想としては、ガヤさんに1票!


★ いいね!

ドキドキでイェー!とかあげてくぜ!的な、お祭り騒ぎで元気いっぱい路線なイメージだったけど、試聴してみると思ってたより割とメロのテンションは抑えめなのが意外だった。テンション的には、wantedとメガラブの中間地点みたいな印象。なにそれ好きなやつ。

コンサート演出も、メンバーそれぞれが花道に立って、ファンを煽ってる様子がイメージ出来る。曲のテイスト的にも、ファンも踊れるようなフリがありそうで、会場全体で楽しめ踊れる曲になる予感。巻き込み型応援ソング。

「ラッキー×6」「めちゃ×6」って、6回もサビの歌詞をリフレインするのは、バランス的にちょっと謎めいてて、最初に試聴した時「めっちゃのリフレイン回数多くない?いやこれ長くない?笑」って気持ちズッコケた。でも何回も聴いてると、そのムダな長さがクセになってきて、これはこれでアリだなと思えてきたから私はやっぱりかなりチョロい←

楽曲担当予想としては、横尾さんに1票!


★ One Kiss 

完璧にしっとりがっつりバラード予想だったので、これまた「そうくるか!」と驚いた一曲。

個人的に、指を鳴らしてリズム取りながら揺れていたくなる曲。メロの心地よさに、彼らの声が合わさってより心地よく、聴いていてほっとする。どことなくflamingoっぽさのあるミドルテンポでR&Bな大人っぽいナンバー。そしてそういうのに弱い私。今のところ私のなかでは、VersuSとOne KissがCOLOSSEUM内で 一位争いしてます。

歌割りも試聴段階でかなり新鮮だったので、そのへんも楽しみにしていようかと。


楽曲担当予想としては、玉森さんに1票!


★ キスしちゃうぞ

最高級のリフレインソング誕生!

♩NaNaNa〜NaNa〜NaNaNa〜NaNa
を一人ずつ歌唱していってつないでく歌割りがもう……大正解。これぞアイドルな新しい7人の可愛いソング出来上がってました。

NaNa〜のところは、バックの音が抑えめだから、アカペラソングかのようにそれぞれの声がはっきり鮮明に聞こえてきて、それがまた良くって。なんなら、NaNaNa〜♩の部分だけ永遠にリピートして歌ってくれててもいいくらい。というか横尾さんのナナナ〜のたどたどしさがめちゃくちゃに可愛くてキュンとする。

きっとコンサートでは、ひとりひとり歌唱するときにカメラに抜かれるんだろうけど、照れが生じて絶対おちゃらけおふざけパートになる予感がするし、それはそれで可愛い。

イメージ的には、ギフスマで吾郎さん・剛さん・香取さんで歌ってたI Wanna Be Your Manみたいなオールディーズっぽいナンバーにも思える。「Ah〜!Ah〜!Ah〜!」って声をどんどん重ねてハモっていく的な!一列に並んでみんな前の人の肩に手乗せて足踏み揃えて踊る的な!ちょっとラインダンスでも踊っちゃう?的な!私の夢だった、ハット被ってステッキ持って歌うシチュエーション、この曲なら合いそうで。勝手に妄想してます。

これはもう可愛い。間違いなく可愛い。

楽曲担当予想としては、宮田さんに1票!



★ Bang! Bang! BURN!

熱いロックナンバーなんだけど、サビはどことなくスゥイングっぽさもあって、バックにブラスバンド従えてても格好いいな〜と思ったり。
実際は違うけれど、サックスとかトランペットとか、そういう管楽器の音が入ってるスカっぽい遊び心のある感じに近い。というか、そういうアレンジでもいける曲だと思う。

なんとなく個人的にリズムの取り方とか、エイトさんのなぐりがきビートっぽさがある気がしてます。(なぐりがきビートはもっと長調で明るいけども)

演出としては、コードありのマイクでミラーボールギラギラ回ってる中でガシガシ歌って欲しいイメージ。
ブラスバンド従えるのもありだけど、これは7人バンド編成でやっても面白そうだなと思うので、そんな挑戦もいかがでしょうか?

ともかく熱くてアガる格好いいナンバーなのは間違いない。

楽曲担当予想としては、二階堂さんに1票!


★ r.a.c.e.

今回、一番私が意外性を感じたのはこの曲だったかもしれません。キスマイの楽曲でサビ部分がこんなに落ち着いたトーンの曲って聴いたことがないように思って。音階が上がりそうで上がらない感じ。良い意味で、メロディーの盛り上がり部分が無くてそれが今までにないくらいクールでスマートな印象を引き立てていて。

身にまとってた装飾を一旦そぎ落としてシンプルに真っ黒でタイトなスーツを着て歌い踊って欲しい。そんな演出を妄想しながら聴いています。

強いて言うならば、キスマイでいうところの、Crystalskyのような雰囲気があり、個人的には嵐のFaceDownに似ているかなと感じた一曲でもあります。

楽曲担当予想としては、千賀さんに1票!


★ Dream on

宇宙を凄いスピードで駆け抜ける小惑星みたいな、暗闇を一点のまぶしい光が電光石火のごとく飛んでるようなイメージ。(急にイメージの規模が大きくなる)

サビまでのメロは抑え気味でどことなく重量のある感じだけど、サビ前から刻むビートの間隔が短くなり、前へ前と歩く速度がどんどん速くなり、サビに入ってから音量は大きくなるのにメロは軽くなって鮮やかになり、なんならそのまま空へ飛んでいけそうな気さえする(大袈裟)なんというか、視界がパーっと開ける感じ。聴いていて凄く清々しい。

きっとコンサートの最後で歌われる曲になるのだろうけど、それに相応しいほど壮大な雰囲気。そしてなにより、これを歌ってる彼らは眩しくて眩しくて仕方ないんだろうなと思えてならないくらい、曲自体がもうキラキラしてる。前を見て突き進む彼らに着いていくさどこまでも……という気持ちに早くもさせられ、なんだか既に泣けてきそうなので、お涙頂戴ソングなのかもしれません(なんだそれ)


楽曲担当予想としては、北山さんに1票!



………と、今の段階では、諸々そんな感じの印象です。
I SCREAMよりもより、7人それぞれの声が聞こえてくる歌割りになってるのも、個人的にはなんだか嬉しかったりしています。
とりあえず、まだ曲の全てを聴けたわけではないので、あくまで一部分だけを聴いたイメージや印象での話でしかないですが、それでもなお既にワクワクが止まらず楽しいし楽しみなので、MUSIC COLOSSEUMを手に入れた時はどうなることやら……いやほんと楽しみで仕方ありません!!


発売もうあと一ヶ月もないなんて……
待ちきれないけど待ってます!!!
いざ、COLOSSEUMへ!!
準備は出来ています!!!
カモンカモンカモン〜〜〜!!!