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さんずいに歩くと書いて

ローラースケートで駆け抜けてく彼らのこと

横尾さんの一万字についてのはなし

果たして、こんなに自分語りが不器用なアイドル他にいるでしょうか……


横尾さんは、いつも一言多い。
でもそれは横尾さんが誰かについて話す時のそれではなくて、彼が自分について話すときの話。

人は、自分について話すとき、多少はへりくだって話すものだけど最終的には自分をよく見せようと取り繕うもの。でも、横尾さんは何故だかいつも自分自身が損をするようなことを後付けて言いがちな気がしていて。彼自身が語らなければ、きっと通過点として通り過ぎていけたものを、そのままにして置けない横尾さんは、かなり頑固な人だとも言える。

自分が正直に語ることで離れられてもいいという覚悟を持ててしまうところは、人気商売なアイドルという職業であることを考えると一見あっさりとしているようだけれど、取り戻そうとする強い意志がなければ出来なかったことだろうとも思う。

自分の黒い部分について話すことを、デビューというスタート時点で出来てしまうメンタルは、その後の自分自身に跳ね返るであろう打撃を含めて考えても相当なものかもしれない。実際はどうだったか分からないけれど、そんな過去をどこかあっけらかんと話せてしまう現在の横尾さんも横尾さんで。

この人は、いったい何を考えているんだろうか…と不思議でならないし、余計に興味が湧いてくる。だからきっと私は、横尾担なんでしょうね。



横尾さんは、自分が何を思って今ここに立っているのか、正直に本意を隠さないことがファンに対しても自分に対しても誠意だと思っているところがあるように思う。それが彼にとってリスクだとしても、格好つけて取り繕った自分を見せるよりも、どうしようもない自分を見せる方を選ぶ人。でもそれも見方を変えれば取り繕っているに過ぎないのかもしれなくて。

まあでも、格好つけるより変顔をしている方が楽っていうのはアイドルとしては逃げなんじゃないの〜?とか意地悪言いたくなるけど、変顔してる横尾さんも魅力的なんで結局私は何にも言えないんですが←弱すぎるし甘すぎる


3人と4人で分かれていたデビュー当初について。シェアハウスの時「気にしてなかった」って横尾さんは言ってて「気にしろよ!」的なツッコミがメンバーから入ってそこで話は終わっていたけれど。今回、気にしてなかったって言ってた理由を聞けて、私が思ったのは横尾さんは一言多いだけじゃなくて、言葉足らずでもあるんだよな…ということだったりして。

それは、明確に分かれてしまっていたことに対して決して気にしてなかった訳じゃなくて、現時点では当然の結果だと横尾さん自身が納得してしまっていたからこその「気にしてない」という意味だった訳で。

3人と4人との間の差みたいなものを横尾さんは誰より感じていたからこそ、舞祭組結成の時も「まだ早い」「まだ自力でもがきたい」「悔しい」なんて思いが真っ先に出てきたんだと分かる。自分達に足りないものが何かなんて明確なことは分からなくても、何かが足りなくてそれが何かを表面的には見えていなくても必死に探してたのかなって。

「中居さんの力を借りなければ前に出れないのか」と横尾さんが自分自身の無力さに悔しがって、自分達だけで足掻く時間が欲しいなんていうハングリー精神を秘めてたことまでは、私は正直考えていなかった。
そう思うと、冷静でいるように見えて、実は横尾さんは相当熱い人なのかもしれない。


「歌が下手なのもダンスが下手なのも分かってた」なんて、ジャニーズの二大神技をどちらも放棄するようなことを言ってしまう横尾さんだけど、そんな風にアイドルとしての自分自身を捉えてしまっているからこそ、自分にしか出来ないことや誇れるものをあからさまには決して出さないけれど、余計に模索していたのかもしれないな…と。
それが実際、レギュラーとしての番組出演などに繋がってるところが横尾さんのアイドルとしての引きの強さでありチャンスを確実にものにする力でもあって。
でも、その過程の部分をどうしてか綺麗事のままにして置けないのが横尾さんで。「計算してました」だなんで、そこの部分をわざわざ掘り下げなくったっていいのに…と私は勝手に思ってしまうのだけど、自分自身でもやを感じることをそのままにはして置けないんでしょうね。ほんと、馬鹿正直で、不器用過ぎる。


歌えないから、踊れないから、嘘のリアクションが出来ないから…良い結果に繋がったことでも横尾さんは自分が出来なかったこと強めに話してしまう。本当は、グループとしてパフォーマンスとして番組としてより良いものにする為にやったことでも、ファインプレーの部分を語ろうとはせずに、出来ない自分の部分を強調して話す彼。
でもそれが「必要な場面以外でヘンにカッコつけることじゃなくて、素でいること」っていう彼の考えに繋がっていくんだとすれば…納得出来なくもないし、そういう彼の空気を読んでるんだか読んでないんだか分からないけど、なんだか目が離せない佇まいともリンクする部分な気がする。


少なからず横尾さんが自身について美談のようなものを話すことは、今後もないんだろうと思う。
もし話したとしても、最後に何か泥臭いことを付け加えて台無しにしちゃうんだろう。でも台無しにしちゃうのはある種の彼の照れ臭さからくるものだろうから、横尾さんによって語られているそれが彼にとって重要な出来事だったのだろうということは分かる。
実際よりシビアに話してるんじゃないかと思うことだってある。それでも彼は言ってしまうことに対して後悔がないのだから、今後もこの一言多くて言葉足らずな横尾さんのスタイルは崩れることは無いのだろうと思う。


変なとこ揺るぎない。
決して優等生のアイドルじゃない
もはや、アイドルらしからぬアイドル。
計算していることを隠さない。
偽善者にはなりたくない。
綺麗事を言わない。
ウソでもないけど完全なホントでもないことをそのままにして置けない。


そんな、どっからどう見ても人間味に溢れてて、ややこっしい横尾さんがこの上なく愛おしいし、馬鹿みたいに応援したい。


好きだ馬鹿……


こんな終わり方でどうなんだという感じではありますが(笑)、横尾さん今後ともよろしくお願いしますと一方的に言って締めの言葉とします。

以上