さんずいに歩くと書いて

ローラースケートで駆け抜けてく彼らのこと

ローラースケート7人組でフルハウス

子供の頃、NHKっ子だった私のどストライク海外ドラマのフルハウス
「見よう!」と思ってチャンネル回して見てたというよりも、「付ければやってた」っていう感覚に近いけれど、今思い返しても欠かさず見てたんじゃないかってくらいフルハウスが大好きで。

ストーリーの展開としてはシンプル。基本、毎回誰かが何かやらかしたり仲違いしてトラブルが勃発するんだけど、なんやかんや家族で熱く話し合って、最後には「ごめんなさい」「愛してるよ」って言ってハグしてハッピーエンドっていう分かりやすいドラマなんですけど(説明が酷い)、そのシンプルなストーリーにタナー家のおバカな可愛さが加わり、絶対にハッピーエンドが待ってる安心感も相成って見た後に気分がすこぶる良くなる30分間なんですよね。
分かりやすくてライトなコメディって沢山あるようで実はあまり無い気もしています。後にも先にも、海外ドラマのDVD全巻買うなんていう荒ぶりをするのは、フルハウスとSATC以外無いと思ってます。

フルハウス<シックスシーズン>コレクターズ・ボックス [DVD]

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そんな大好きなフルハウスが、Netflixで何十年ぶりにお馴染みのキャストが集結し、新シーズンが始まるなんていう夢のような事態になっているようで。
わが家にはNetflixを導入するに相応しいネット環境が整っておらず、まだ加入出来ずにいます。PCかタブレットが欲しい…しかしながら夏を楽しみ過ぎたのと、9月以降もなんだかんだの出費が目に見えているため、ぐっと我慢する他ありません。今回のツアーで防振双眼鏡の威力を思い知ってしまったから、防振貯金もしたいしね…とか言ってたら私のネット環境は一向に整わない気配がしてなりません…(ツライ)

ぐだぐだと個人的も甚だしい資金繰りの話を長々としてしまいましたが、そんなアラサーOLの辛い現実の話をしたい訳じゃありません。もっとバカバカしくて楽しい話がしたいんです。自己満足な妄想の話がしたいんです…

というわけで、勝手ながらフルハウスのメインキャストを7人に当てはめて、ひとつ屋根の下で繰り広げられるハートフルファミリーコメディドラマ想像してニヤニヤしようの巻(急に)
これね、意外としっくりきてます。
フルハウスがピンと来てない方も、オープニング見ていただけたら「これ知ってる!懐かし!!」ってなる気がする。



ジェシーを誰にするのか」は、1番の悩みどころで。リアルタイムで観ていた当時、女なら誰もがテレビ越しに恋したんじゃないかってくらいハンサムでキュートでワイルドで天然でもある何かにつけて完璧なジェシーおいたん。悩み抜いた末、北山さんをジェシーにしたのはやっぱり滲み出てしまう彼の"チャラさ"。あとは「おいたん」呼びが似合うのは誰か選手権と、ジェシー口癖の「た〜まんね〜」のアテレコピッタリくるわ〜選手権で堂々の二冠を制したからです(なんだそれ)。数々の女達を甘いビジュアルと口説き文句で誑かしてきたのは非常に罪深いけど、そんなのもうなんだって許しちゃうし許せちゃう感じ。弄ばれたことに悔いのない感じ。格好良くてキメキメなのに、姪っ子(特にミシェル)の前ではデレデレになる瞬間の可愛さね…みつおいたん…たまらんな。個人的に、プレスリーを自分に酔いしれつつノリノリに歌うプレスリー馬鹿なジェシーのミーハーが垣間見えるコメディエンヌっぷり好きなので、ぜひフリフリのプレスリー衣装身にまとって、みつおいたんオンステージやってほしいです。

あと、名曲Foreverの肉体美なエロッちいMVは全力再現希望です!!!!!!これほんと設定もろもろ謎だし、ジェシー神様かよ!みたいな感じで真剣に見たら笑っちゃうけど格好良いからオールOK。



ダニー(横尾渉)
ダニーって滅茶苦茶横尾さんなんですよね。家事全般が得意で家庭的なとことか、歌やダンスでちょっと空回ってる感じとか、手足長いとことか、変に理屈っぽくて早口でまくし立てる感じとか、ガリガリでほっそいとことか、動きが固いから絡まって転けそうな感じとか、家族をあったかく見守ってる感じとか、リアクションが割とオーバーなとことか、おやじ扱いされるポジションなとことか、女性に不器用な感じとか…
ほら、何かいっぱい出てくる出てくる。
なんていうか見てるとついつい笑っちゃう感じの、おじさん特有のダサ可愛さみたいなのを超越してるのがダニーだと思ってるとこあるんですが、横尾さんも将来的にはこういう路線な気がしてて。ダニー予備軍的なね。ダニーが歌うシーンが時々あるんですが、ほとんどは「あ〜やっちゃってるわ〜w」っていうコメディ要素として扱われてて。でも本人は自信持って気持ち良さそうに歌ってるのが師匠としての横尾さんにリンクする。笑い要素じゃなくて真面目なシーンで歌ってるときの決して上手くはないけど可愛く愛らしいダニーの歌声も横尾さんぽさあるし。うん、可愛いおじさんっていいですよね。今後の横尾さんのダニー化に期待高まる。

このダニーのぶきっちょさが可愛い。スタンドマイクで歌うダニーに、ワッター弁当がチラつく。



ジョーイはみやっちの為にあるような役だと思っていて。お顔が笑顔切り取ったみたいに幸せな顔で、周りから強めに当たられることが多くて、ふざけて怒られることが多くて、困ったらとりあえずな立ち位置にいて、とにかく優しさのかたまりみたいで、コメディに対してとても真剣で、アニメオタクで。優しさが顔から溢れ出てるのがジョーイでありみやっちでもある。

キャットフードのCM曲をお偉いさんにプレゼンしてるシーン。我が道を行くジョーイを見てると、みやっちっぽさが垣間見える。ジェシーを北山さんだと思ってみると、より面白い。



三姉妹(特にD.J.)から絶大な支持と信頼を受け、度々相談を受ける、みんなの頼りになるお姉さま的存在。
仕事をバリバリこなす出来る女だけど、ヤキモチ妬きで自信あるように見えて実は不安だらけな乙女で可愛い部分も持ち合わせてて…ギャップを駆使するスーパーウーマンな訳です。藤ヶ谷さんは、レベッカよりも乙女度数は高めかもしれないけど一見クールビューティーを装ってる感じはレベッカっぽい。
ま、完結に言えばこうです。
大人の女、お色気(?)担当枠。


D.J(千賀健永)
一番年頃のおませで真面目でまっすぐな乙女なこの役は、せんちゃんに。何かっていうとステファニーと喧嘩してたりするけど、なんだかんだステフのことが放っておけなくて世話を焼いちゃう優しい姉。
ステファニーやミシェルと比べると、したたかさが少なめで純粋度が高く、三姉妹の中で一番女の子感が強い。


ステファニー(二階堂高嗣)
「超〜ムカツク!」
悪ガキといえばステファニー。キスマイの悪ガキといえばニカさん。これ以上にぴったりな配役ないかも位には最高のキャスティングだと思ってます。
同じ姉妹の中でも、D.Jとステフ、ミシェルとステフの組み合わせで関係性は全然違う。毎度お馴染みの、玉森VS二階堂のやりとりはミシェルVSステフそのもの。売り言葉に買い言葉。相手の上げ足取りまくって永遠バトルするけど、絶交にならないのは絶対的信頼感のたまもの。側から見たら、可愛い小動物達の争いにしか見えないのがステフとミシェル。ステフの悪だくみしてる時の顔が、ほんともう絵に描いたような顔で笑ってしまうんですが、ニカさんの悪〜い顔をマンガみたいだな〜と思うのと一緒だな、なんて。


ミシェル(玉森裕太)
とびきり可愛いみんなのアイドル的ポジション。3人のパパに甘やかされて育ったミシェルの役を勤められるのは、たまさんしか居ませんよ、もはや。なんてったってこの世は玉森さんに甘い(北山さん談)何しても可愛いから許されちゃうことを知ってる、実はかなりしたたかなミシェル。決め台詞求められて、ゆっるい発言しても「可愛い」で万事解決。可愛いを武器にして世渡り上手なミシェルは、やっぱり玉森さん。ミシェルの決め台詞「OKベイビー」やってる玉森さん想像で可愛さの許容超えてるから全力再現希望。ミシェルってなんであんなに可愛いんですかね…可愛いって罪←