さんずいに歩くと書いて

ローラースケートで駆け抜けてく彼らのこと

夏井先生の愛弟子 プレバト俳句の横尾さん

11月30日水曜日。ananの表紙がキスマイさんだと分かってから、指折り数えて待つくらい楽しみにしていました。「ananは間違いない」っていう個人的なものさしが作用して、悩む暇もなく言わずものがな買うっていうくらいの信頼感をなぜかananには持っていて。昨日「もしかしたら…」と淡〜くフラゲ出来ることを期待して2件も本屋さんを巡ってしまうくらいには楽しみにしていました。(結局昨日巡ったお店には置いていませんでしたが…)

そんなanan一色に気持ちが染まろうとしていた矢先〈横尾さんが夏井先生と対談〉なんていう胸騒ぎしかない呟きがTLに流れ始め、追っていけばどうやらそれは明日発売するTVガイドに載っているとかいないとか…

あのプレバトで横尾さんがこの一年大変お世話になっている夏井先生と雑誌という媒体を通して、2人で対談!?!?

最近、プレバトにご無沙汰気味な横尾さんだったので、年内の出演はもう無いのか…いやこの活躍っぷりは年末スペシャル…はたまた新春スペシャルがあるからこその嵐の前の静けさ的なものでは…とか思っていた矢先に!!対談ですと?!?!

対談の事実を知ってからというもの、自分の目で早くそれを確かめたくて、もう気になって気になって仕方なく、朝起きるやいなやいつもより早めに家を出て、通勤前にコンビニに駆け込みTVガイドとananをひっつかみレジへ直行。そのまま、いつもより早く出社し まだ誰もいない社内のデスクでTVガイドを開きめくってめくって…


み…見開き2ページ!?!?!?
連載ページの企画だとは思っていましたけど、見開きいっぱいだなんて誰が想像したよ…
まずはその絵ヂカラに圧倒されて、ただただ嬉しくて何にも言えませんでした。

右側にはギッシリと対談のテキストと対談風景のお写真が沢山あり、左側には夏井先生と先生の後ろからヒョイっと左側に顔を出した横尾さんが何とも微笑ましいお写真がデデデンッとページいっぱいに大きく載っていて…

この一年、プレバトで横尾さんを見る機会は多かったけれどこんな風にプレバトでの横尾さんの活躍が紙面で大きく取り上げられることってなかったから、余計にその特別感に嬉しさが増したのかもしれません。しかも収録風景のオフショットを撮影してコメントとかではなくて、きちんとした対談形式だなんて……上手く言えないけれど、とにかく胸熱過ぎる。

見開きページの絵ヂカラだけで、ほぼほぼ満足感に浸っていましたが、対談を読み進めれば進めるほど、この対談の深さにズブズブと入っていった訳で…

横尾さんの俳句への取り組み方や姿勢の誠実さや熱い思い。順当に昇格していくことや特待生とはどうあるべきなのかなどからくる彼なりに抱える不安であったり今後どうしていくべきなのかといった悩み。俳句を詠むということに関して、ここまで横尾さんが妥協を許さず真摯に向き合っていたとは思っておらず、まだまだ横尾さんの底は知れないんだなと、改めて思い知らされました。彼の人の目には見えないところでコツコツと積み重ねていく力があるからこそ、どんどんいろんなものに反映されて、実を結んでいくんだなと。

夏井先生は、そんな横尾さんのよき理解者でいてくださると共に、彼の悩みや立ち止まってしまっている理由を彼自身に見つけさせて、一歩上へ進むための道しるべへの道筋をそっと照らしてくださっている印象で。夏井先生は、ハッキリと物事を声に出して回りくどくなくストレートに伝えてくださるからこそ、横尾さんが不安に思っている要素でも間違っていないと思えば「そのままで良い」と太鼓判を押してくださるし、足りないところがあれば「そこがこれから必要な部分」だと教えてくださる。良いところと悪いところをハッキリと明確に示してくださるからこそ、横尾さんも思うことをそのまま口に出しているようにも思えたし、年齢など関係なくどんな相手に対しても平等に評価する夏井先生の裏表の無さこそ横尾さんのいうところの「夏井先生の優しさ」なんだろうなと思う。夏井先生は毒舌なんじゃなくて、詠まれた俳句やその句を詠んだ人の努力に対してすごく素直で真っ直ぐな方なんだと思う。だからこそ、夏井先生に褒められた時は物凄く嬉しいだろうし大きな自信に繋がるんだろうな…と。

俳句についてはなんだ分からない俳句初心者極まりない私ですが、横尾さんの詠んだ「鰯雲 蹴散らし一機 普天間に」という句には写真からそこまで想像することが出来るんだ…という見えている景色だけでなくその前後の物語をも想像させる深みがあって。やっぱりそういった深みのある句を詠むためには、テクニックを磨くことと同じくらい様々な物事や物事の起源を知るということも必要なんだなということも対談を読む中で思ったことで。
美しいものや切ないものを見て感じた情緒を言葉に載せるだけではなく、それを伝えるためにはどんな言葉が使えてどんな表現が好ましくて、どんな意味があって歴史があって……
突き詰めれば突き詰めるほどこれまた底が無い……
でもだからこそ、終わりがなく面白いんだろうな……とも思いました。

梅沢さんに対しての思いについても、夏井先生にはバレバレなのがまた可愛くもあって(笑)
梅沢さんを師と仰ぎ、憧れるとも言う横尾さん。そりゃこんなに真っ直ぐ俳句に取り組む横尾さんにそんな風に慕われちゃ、デレデレにもなってしまいますよね梅沢さんも(笑)いつか、梅沢さんを驚かし満面のデレッデレな笑顔で「横尾くんには参りました」なんて言われるそんな日が来て欲しいものです。

ちょっと自分でもこわいくらい、この対談に射抜かれてしまいました。プレバトに出演して、まさか俳句でこんなにも爪痕を残し飛躍していくなんて誰が想像したでしょうか。

まだまだ横尾さんは、彼自身も分かっていないまだ見ぬ引き出しがあると思えて仕方ありません。横尾さんのこれからの飛躍をまだまだ追い続けさせていただきます。

まーだまだこれからーー
これからーーこれからーー!!!

最後にやっぱり言いたいのは、コンサートで踊ってる横尾さん見てびっくりして驚いてる夏井先生がほんとにもう物凄くたまらないです!!そのエピソードを聞くと「横尾さんもそれが本業ですからね」っていう北山先輩のそれはそれはイタズラで嬉しそうな声と表情までセットになって脳内再生されるから、もうたまらないです!!

歌って踊って料理して動物を愛でて俳句詠む横尾渉さんが好きだーーーーーーーーーー!!!!!

あ、ananも物凄く素晴らしかったので、その話も後日出来たら……
(なんてったって横玉爆発案件)
(わたたいのイチャコラテキストの下をよく見たら横玉がイチャコラしてたなんて、そんなことあっていいんですか)
(いいんです)
(終わらないけど終わります)

ローラースケート7人組でフルハウス

子供の頃、NHKっ子だった私のどストライク海外ドラマのフルハウス
「見よう!」と思ってチャンネル回して見てたというよりも、「付ければやってた」っていう感覚に近いけれど、今思い返しても欠かさず見てたんじゃないかってくらいフルハウスが大好きで。

ストーリーの展開としてはシンプル。基本、毎回誰かが何かやらかしたり仲違いしてトラブルが勃発するんだけど、なんやかんや家族で熱く話し合って、最後には「ごめんなさい」「愛してるよ」って言ってハグしてハッピーエンドっていう分かりやすいドラマなんですけど(説明が酷い)、そのシンプルなストーリーにタナー家のおバカな可愛さが加わり、絶対にハッピーエンドが待ってる安心感も相成って見た後に気分がすこぶる良くなる30分間なんですよね。
分かりやすくてライトなコメディって沢山あるようで実はあまり無い気もしています。後にも先にも、海外ドラマのDVD全巻買うなんていう荒ぶりをするのは、フルハウスとSATC以外無いと思ってます。

フルハウス<シックスシーズン>コレクターズ・ボックス [DVD]

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そんな大好きなフルハウスが、Netflixで何十年ぶりにお馴染みのキャストが集結し、新シーズンが始まるなんていう夢のような事態になっているようで。
わが家にはNetflixを導入するに相応しいネット環境が整っておらず、まだ加入出来ずにいます。PCかタブレットが欲しい…しかしながら夏を楽しみ過ぎたのと、9月以降もなんだかんだの出費が目に見えているため、ぐっと我慢する他ありません。今回のツアーで防振双眼鏡の威力を思い知ってしまったから、防振貯金もしたいしね…とか言ってたら私のネット環境は一向に整わない気配がしてなりません…(ツライ)

ぐだぐだと個人的も甚だしい資金繰りの話を長々としてしまいましたが、そんなアラサーOLの辛い現実の話をしたい訳じゃありません。もっとバカバカしくて楽しい話がしたいんです。自己満足な妄想の話がしたいんです…

というわけで、勝手ながらフルハウスのメインキャストを7人に当てはめて、ひとつ屋根の下で繰り広げられるハートフルファミリーコメディドラマ想像してニヤニヤしようの巻(急に)
これね、意外としっくりきてます。
フルハウスがピンと来てない方も、オープニング見ていただけたら「これ知ってる!懐かし!!」ってなる気がする。



ジェシーを誰にするのか」は、1番の悩みどころで。リアルタイムで観ていた当時、女なら誰もがテレビ越しに恋したんじゃないかってくらいハンサムでキュートでワイルドで天然でもある何かにつけて完璧なジェシーおいたん。悩み抜いた末、北山さんをジェシーにしたのはやっぱり滲み出てしまう彼の"チャラさ"。あとは「おいたん」呼びが似合うのは誰か選手権と、ジェシー口癖の「た〜まんね〜」のアテレコピッタリくるわ〜選手権で堂々の二冠を制したからです(なんだそれ)。数々の女達を甘いビジュアルと口説き文句で誑かしてきたのは非常に罪深いけど、そんなのもうなんだって許しちゃうし許せちゃう感じ。弄ばれたことに悔いのない感じ。格好良くてキメキメなのに、姪っ子(特にミシェル)の前ではデレデレになる瞬間の可愛さね…みつおいたん…たまらんな。個人的に、プレスリーを自分に酔いしれつつノリノリに歌うプレスリー馬鹿なジェシーのミーハーが垣間見えるコメディエンヌっぷり好きなので、ぜひフリフリのプレスリー衣装身にまとって、みつおいたんオンステージやってほしいです。

あと、名曲Foreverの肉体美なエロッちいMVは全力再現希望です!!!!!!これほんと設定もろもろ謎だし、ジェシー神様かよ!みたいな感じで真剣に見たら笑っちゃうけど格好良いからオールOK。



ダニー(横尾渉)
ダニーって滅茶苦茶横尾さんなんですよね。家事全般が得意で家庭的なとことか、歌やダンスでちょっと空回ってる感じとか、手足長いとことか、変に理屈っぽくて早口でまくし立てる感じとか、ガリガリでほっそいとことか、動きが固いから絡まって転けそうな感じとか、家族をあったかく見守ってる感じとか、リアクションが割とオーバーなとことか、おやじ扱いされるポジションなとことか、女性に不器用な感じとか…
ほら、何かいっぱい出てくる出てくる。
なんていうか見てるとついつい笑っちゃう感じの、おじさん特有のダサ可愛さみたいなのを超越してるのがダニーだと思ってるとこあるんですが、横尾さんも将来的にはこういう路線な気がしてて。ダニー予備軍的なね。ダニーが歌うシーンが時々あるんですが、ほとんどは「あ〜やっちゃってるわ〜w」っていうコメディ要素として扱われてて。でも本人は自信持って気持ち良さそうに歌ってるのが師匠としての横尾さんにリンクする。笑い要素じゃなくて真面目なシーンで歌ってるときの決して上手くはないけど可愛く愛らしいダニーの歌声も横尾さんぽさあるし。うん、可愛いおじさんっていいですよね。今後の横尾さんのダニー化に期待高まる。

このダニーのぶきっちょさが可愛い。スタンドマイクで歌うダニーに、ワッター弁当がチラつく。



ジョーイはみやっちの為にあるような役だと思っていて。お顔が笑顔切り取ったみたいに幸せな顔で、周りから強めに当たられることが多くて、ふざけて怒られることが多くて、困ったらとりあえずな立ち位置にいて、とにかく優しさのかたまりみたいで、コメディに対してとても真剣で、アニメオタクで。優しさが顔から溢れ出てるのがジョーイでありみやっちでもある。

キャットフードのCM曲をお偉いさんにプレゼンしてるシーン。我が道を行くジョーイを見てると、みやっちっぽさが垣間見える。ジェシーを北山さんだと思ってみると、より面白い。



三姉妹(特にD.J.)から絶大な支持と信頼を受け、度々相談を受ける、みんなの頼りになるお姉さま的存在。
仕事をバリバリこなす出来る女だけど、ヤキモチ妬きで自信あるように見えて実は不安だらけな乙女で可愛い部分も持ち合わせてて…ギャップを駆使するスーパーウーマンな訳です。藤ヶ谷さんは、レベッカよりも乙女度数は高めかもしれないけど一見クールビューティーを装ってる感じはレベッカっぽい。
ま、完結に言えばこうです。
大人の女、お色気(?)担当枠。


D.J(千賀健永)
一番年頃のおませで真面目でまっすぐな乙女なこの役は、せんちゃんに。何かっていうとステファニーと喧嘩してたりするけど、なんだかんだステフのことが放っておけなくて世話を焼いちゃう優しい姉。
ステファニーやミシェルと比べると、したたかさが少なめで純粋度が高く、三姉妹の中で一番女の子感が強い。


ステファニー(二階堂高嗣)
「超〜ムカツク!」
悪ガキといえばステファニー。キスマイの悪ガキといえばニカさん。これ以上にぴったりな配役ないかも位には最高のキャスティングだと思ってます。
同じ姉妹の中でも、D.Jとステフ、ミシェルとステフの組み合わせで関係性は全然違う。毎度お馴染みの、玉森VS二階堂のやりとりはミシェルVSステフそのもの。売り言葉に買い言葉。相手の上げ足取りまくって永遠バトルするけど、絶交にならないのは絶対的信頼感のたまもの。側から見たら、可愛い小動物達の争いにしか見えないのがステフとミシェル。ステフの悪だくみしてる時の顔が、ほんともう絵に描いたような顔で笑ってしまうんですが、ニカさんの悪〜い顔をマンガみたいだな〜と思うのと一緒だな、なんて。


ミシェル(玉森裕太)
とびきり可愛いみんなのアイドル的ポジション。3人のパパに甘やかされて育ったミシェルの役を勤められるのは、たまさんしか居ませんよ、もはや。なんてったってこの世は玉森さんに甘い(北山さん談)何しても可愛いから許されちゃうことを知ってる、実はかなりしたたかなミシェル。決め台詞求められて、ゆっるい発言しても「可愛い」で万事解決。可愛いを武器にして世渡り上手なミシェルは、やっぱり玉森さん。ミシェルの決め台詞「OKベイビー」やってる玉森さん想像で可愛さの許容超えてるから全力再現希望。ミシェルってなんであんなに可愛いんですかね…可愛いって罪←

「CDを買うこと」は思いを伝える手段

激動の週末が終わった。シャララと共に燃え尽きたような気分さえするような気がしている。
自分自身が特に何をしたという訳でもないけれど、この週末(特に昨日)はTLを見ているだけで、あらゆる人達の熱気と情に溢れていて目頭が熱くなるばかりだった。

そして、ここ数日「CDを買う」という行為そのものについて、改めて考えさせられているような気がしてならなかった。
と同時に、「CDを買う」ということが持つ意味について、私が初めて考えさせられた源さんのエッセイのことを思い出していて。

そして生活はつづく (文春文庫)

そして生活はつづく (文春文庫)


星野源さんのエッセイ「そして生活はつづく」の中に、「CDを買う」という行為についての考えが書かれた一節がある。


なるべく作った本人にお金がいくように定価で買いたい。なぜなら、その行為は作った人が金銭的に潤うのと同時に、「売れた個数」という数字によって作り手への賞賛がメッセージとして伝わるからだ。 ※そして生活はつづく 料金支払いはつづくより抜粋


私はこのエッセイを読むまでは、「聴きたいから買う」「欲しいから買う」という自分自身の自己満足の為だけにCDを買っていたように思う。「今もそうじゃない?」と言われたらそれまでかもしれませんが、「CDを買うこと」そのものが、「聴きたい」「欲しい」という思いを作り手に伝える手段であるということが当時の私にとっては盲点で。

好きなアーティストに「好きだ」と伝える方法として「CDを買う」ということが一番身近で一番ストレートな方法なのだと、二十歳を超えてからようやく気付いた訳で。

気づくのが遅過ぎたことは一先ずそっと置いておきますが、そこから自分が好きだと思った音楽に関しては、なるべく定価でCDを買うようになっていきました。

良いと思うものにお金を払うことで、作り手に何らかの形で還元され、より良いものを生み出すための蓄えとなり次の新しい作品が生まれる。実際は、こんな単純な話ではないのだろうけれど、そうやってつぎに繋がっていくことはファンをしている上ではなにより嬉しいことだと思っていて。

間接的だしやっぱり自己満足なのなもしれないけれど、音楽を聞いて「明日もまた頑張ろう」と思えた気持ちを、CDを買うことで作り手の方の「明日もまた頑張ろう」という気持ちに何か少しでも力になれるんじゃなかろうかと…
ん〜やっぱり自己満足ですかね。でもそうあったらいいな〜と思うわけです。ただのファンでしかないけれど、それくらいしか返していけるものないんじゃないかと思いますしね実際。


キスマイにとっては、今回の数字が次に繋がる大きな正念場だということを分かってはいたものの、そのことについてこれだけ考えさせられることになろうとは到底思っていませんでした。そして、彼らの置かれている状況の過酷さについても改めて考える機会に結果的になった訳で。

「ランキング1位」「連続記録更新」という言葉を聞いて「すごいな」と思いつつも、どこかで勝手に難なくクリアしてきているのだろうと思っていた自分の考えの甘さと浅さに申し訳なさを感じずにはいられませんでした。

「1位でなければならない」「連続記録を維持し続けなければならない」そんなプレッシャーの中、ひとつひとつ彼らと彼らを応援している人達とで勝ち得てきたものなんだということ。それは決して簡単なものではないのだということ。いつ何が起こるか分からない中で戦っているのだということ。


そんなことが頭の中でぐるぐると、とぐろを巻くかのように巡っていた週末。まだ、どうなるかは明日になってみないと分かりませんが、微力ながら彼らの力になれれば…と賞賛の意味を込めてほんの気持ちではありますが、追いシャララしたまでです。

同じものを何枚も買うことに対しては未だ心なしか抵抗がありますが、その1枚1枚に自分にしか分からないものだとしても、買うことに対して意味が込められていればそれで良いと個人的には思っています。


各々の思いは、CD一枚一枚に乗せられ、彼らがもし嫌だと拒んだとしても暑苦しいくらいに賞賛の思いはきっと届いていると思っています。その賞賛が、喜びを噛み締められる結果として現れる瞬間が来ることを今は切に願うばかりです。


最後にもう一節、源さんの言葉をお借りして締めたいと思います。

良いものと引き換えにお金を払う。それはとても人間的で素敵な行為だと思う。※そして生活はつづく 料金支払いはつづくより抜粋

5周年 おめでとう あいうえお作文

7名様、おめでとうございます!!
Kis-My-Ft2 デビュー5周年おめでとうございます!!

私は、彼らの5年のうちの約3年しかリアルタイムでは知りません。知らなかった2年、もっと言えば結成からの長い月日を埋めれるなら埋めたいくらい…そんな事を思ってしまう程に、この3年で彼らを見つめる内に、彼らのことがより一層好きになっていました。なんなら、どんどんヒートアップしてる気さえするくらいに(笑)

そんな彼らに捧げる、箇条書きあいうえお作文(作文にもなってませんが)。私の目に映っている、思いっきり個人的な彼らについて。おふざけ感も含めて全部本気です。何がどう本気なのか、自分で書いていてよく分かりませんが(笑)なかなかの大人になった今でも、こんな風に思いっきりふざけたり思いっきり笑えるのも、ひとえに彼らのお陰。ど直球のアイドルじゃないからこそ、彼らのことがこんなに愛おしくなったんだと思っています。

愛のあるおふざけに、お付き合いいただければ…幸いです。


KI ⊂*`∀´⊃

き:キレッキレの若さに程よくオヤジ臭
た:達筆
や:優しい言葉よりも喝
ま:魔性度の高い魅せ方
ひ:引き上げる力
ろ:露骨に出してくるリアリティ
み:漲るパッション
つ:ツヤ肌が眩しいバブさ


S 川 ΦeΦ)|

せ:世知辛い世の中でひときわ澄んだ素直さ
ん:何と言われようと好きなものは好きって伝える主義
が:頑固な程に持ってる負けたくない気持ち
け:けったいな位に重めな愛
ん:感覚を頼りに格好いいの本質を探す旅
と:止まらないビート


M  (し~)

み:みんなのみやっち
や:野生の目をしてる時の破壊力の恐ろしさ
た:躊躇わず突き進むヲタク街道
と:戸惑う姿も彼の個性
し:叱られ役に徹することが持つ意味
や:優しさの上をいく優しさ


Y (`へ′)

よ:呼ばれて出てきて笑わせすぐに退散
こ:コツコツと着実に積み上げたスキルとキャリア
お:音痴などとひと言では終わらせない唯一無二の歌声
わ:渡る世間で鬼の形相
た:たまに見せる不意な笑顔の無邪気さと可愛らしさ
る:ルーズなんだか厳格なんだか分かんない美学


F ξ*‘ ー‘)

ふ:不死身のキング・オブ・キスブサ
じ:自他共に(?)認める圧倒的女子力
が:画伯
や:ヤキモチの押さえ方を彼はまだ知らない
た:佇まいが…流石
い:いっぱい喋ればもっといいのに
す:スマートな振る舞いがジェントル
け:経験値を上げるための努力


T  (’・_,’)

た:平らなテンション
ま:待った無しの声援を受け流しつつ拾いつつ
も:持ち手の多さ引き出しの多さ
り:凛と佇むエースとしての自覚
ゆ:ゆったりおっとりむっくりシャキーン!
う:美し過ぎる造形
た: たまに傍観


2  (*`∀´*)

に:煮詰まった位で丁度いい
か:軽やかで美しいステップ
い:意外にも兄貴肌
ど:独創力の高すぎる自己アピール
う:嘘が下手なんです
た:対メンバーだと圧倒的に照れが勝利
か:格好いいの捉え方が変化球
し:失敗を恐れずに楽しむこと至上主義


以上!祝!5周年!
エビバデゴー!!!


※千賀さんの2つの「ん」については、「ん」が2番目に付く言葉で書いてます。

NYLONというシアワセ

「こんな日が来るんだな・・・」
横尾さんを応援していてそんな風に思うことが去年辺りから確実に増えていて。
彼の今までのことを思うと、個人での仕事環境が劇的に変化しているものの、その足取りは、ハードルを次々に飛び越えていくようなスピード感は無く、1歩1歩着実に階段を登っていくような感覚に近い。
そんな堅実さがまた彼らしい。好き・・・(定期)

活躍に置いていかれているような感覚は無く、
彼の活躍のひとつひとつを噛み締める時間があることがどこか嬉しかったりする。

かといって、置いていかれるくらいの勢いがあって振り落とされようとも、しがみつく気満々なのでどちらにしても幸せではあるっていう盲目っぷりですが・・・笑


そして本日発売したNYLON 

NYLON JAPAN(ナイロン ジャパン) 2016年 09 月号 [雑誌]

NYLON JAPAN(ナイロン ジャパン) 2016年 09 月号 [雑誌]



横尾さんが掲載されると分かったのは、本当に数日前の出来事。
TLに「横尾さんおめでとう」の文字が並び、何事かと思ったのは、ほんの2日前でしょうか?不意打ちに殴られたくらいの衝撃でした(超絶嬉しい)。
気持ちがワッと一気に浮いたまま、今日の発売を迎えたような感が強い。

掲載されること自体に高まりを感じて仕方ない雑誌のカテゴリーってあると思うんです。(突然)
所謂、彼らのホーム雑誌であるアイドル誌やテレビ誌でも無ければ、音楽・映画・舞台といった彼らの仕事に直接関係のある雑誌では無いカテゴリーのもの。
私のなかではそれが、ファッション誌だった訳で・・・

ファッション誌の主役はあくまでモデルでは無く、服そのものであるべきだと思っているような節があって。
それは、私がモデルを際立たせるのではなく、服や服を演出する背景や色使い、写真の構成等にこだわった雑誌を好んでいるからかもしれませんが。

アイドル誌では、メインはアイドルである彼ら自身ですが、ファッション誌でのメインは服。何をどう着こなし表情込みでどうポージングするのかが問われるところでもあり、その部分がいつもとは違う面を垣間見れるところだとも思っていて。

横尾さんは、かなり華奢でなおかつ鍛えているタイプでもないので巷で人気の細マッチョでもなくて。体型としては逞しさや男らしさを感じることはないけれど、モデルとしてタイプを選ばず服を着こなせる素質は十分過ぎるくらいに持ち合わせているってことを今回のNYLONを見て凄く感じて。良い意味で横尾さんからは無駄な主張や過度なオーラが無いからか、纏ったものにすっと馴染んでいるようにも思う。
そして今回特に心奪われたのが、手元の表現力。カメラマンさんの技量も大いにあるのかもしれませんが、手元の絶妙に動きがあるけれど自然な感じ。ポージングではあるものの、無理矢理感がなく添えられた手…(全然上手く言えないんですけど、現物見ていただければ分かっていただけると思います)
横尾さんってこんな自然なポージング出来るんだって…初めて知ったかもしれません。

黄色いニット帽被ってマーチン履いてるのとか、表情もナチュラルでとんでもなく優しい顔してるし…ニット帽に添えられてる手の感じ最高な上に左手の腕の血管が……あかん……(壊)

赤いキャップ被ってるスタイリングとか、一歩間違えば…な雰囲気あるのにこの程よい抜け感のあるお洒落さ。萌袖気味にくったりした袖もとで程よく握られた手… 横尾さんにサブカル味を感じたこと無かったけど、この横尾さんにはサブカル臭がムンムンしてる。古着屋の店員に居そうだし、あまり話しかけてこなさそうな店員のオーラがあって私的によりポイントが高め。

賛否両論のワールドパンフの横尾さんの髪型を大絶賛してる私としては、植物柄のシャツ着た昭和味のあるオールバック渉もかなり良い。このままタイムスリップしてトレンディードラマに出ても馴染めそうな仕上がり。うっすら見えてるサスペンダーがまた良い。お得意のキリッとした鋭い睨みが、ここではかなり役立ってる。服とのバランスが◎

私服でお馴染みのメガネも、プロにスタイリングされるといつもとまた違って見える。もう、白縁の時のような非難轟々はない。悪目立ちせずに、サラッと掛けてる。うん、良い。ここでも睨みが程よく聴いててバランス◎

はぁ…無論満足。

NYLONに出るって分かってから、何の宣伝で載るんだろと思ってはいたんですけど、当たり前みたいにシャララだったことが凄い嬉しくて。Kis-My-Ft2の代表として、ファッション誌に載ってること。6人の想いを背負いつつ、こうして載ってるんだと思うと余計に胸が熱くなります。パーソンに、ワンだランドメインで載ったときとはまた違う嬉しさ。鼻高々です。

しばらくは、NYLONで幸せに浸れますね…
ここをきっかけに、横尾さんが素敵な洋服を着てアンニュイな雰囲気に写真を撮られ、お得意の睨み効かせつつナチュラルに微笑みながら雑誌に載る機会が増えることを期待してます。

横尾さんのモデルとしての素質が各所にバレますように…

装苑とかねFINEBOYSとかね、なんならメンズノンノでもメンズファッジ(私情盛り込む)でもね!いつまででも待ってます。

I Scream Night は 終わらない

「夏が来た!!」と思ったのもつかの間。私の夏は先日早々に終わりを告げました。こんなにも、終わりが恋しいと思ったツアーは初めてかもしれません。
まだ、水浴びして踊り狂ってる彼らの光景が鮮明に思い出されます。これが正しくI SCREAM ロス…

覚えうる限りの記憶を辿り、私が見たI SCREAMの全貌をここに書き記しておこうと思います。

恐らく、私の私利私欲が混じり「そんな風じゃ無かった」なんていう記憶も多々あるかと思いますが、細かいあれこれにどうか目をつぶって「そんなこともあったかもな~」位のぬるっとした感じで読んでいただければ非常に有り難いです。

あと、話が回りくどいので、かなり長くなると思われます。ご了承ください。(書き終わってみたら2万字越えてました 怖)

語る上で、ネタバレ避けられないかと思うので、ネタバレ厳禁な方はどうか引き返していただくことをお勧めしておきます。


※ちなみに、私が入ったのは大阪2・3日目と名古屋2日目の公演です。


では、セットリスト順に追ってI SCREAMを振り返っていきたいと思います。

I SCREAM(2CD+2DVD)(完全生産限定 4cups盤)

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★開場
今回、開演までの時間も楽しむ仕掛けがあった印象が強くて。

大阪2日目は開演の40分くらい前にドーム入りしたのだけど、会場内ではマーチングテイストのキスマイソングが永遠と流れていて、まだ何も始まっていないのに、目の前のカラフルなセットを席に座って見ながら聴いてるだけでワクワク感を掻き立てられて。「これからもっと楽しいことが待ってる」って思わせてくれるって最高かよ…って既に好きが放出していたことは間違いないです。はい。

あとは、今回の裏主役ともいえる(?)スクリーマーズの皆さん。一丁前に団扇にもデカデカとプリントされ、紹介VTRまで作っちゃうくらい推されまくってるスクリーマーズ。最初見たときは、なんなのこのスライムみたいなキャラクターなんて思ってましたけど、見るたびどんどん可愛く愛おしく思えてくるこの感じ。完全にあちらの策略通りですね。上手い…上手過ぎる。

公演を重ねるごとにスクリーマーズ紹介VTRに、ファン側も慣れが生じてきてるように思うけれど、「チビ」のくだりで会場の空気全部持っていった感に包まれるあの一体感っていったらなかったし、見事なオチっぷりにきっと北山さんもさぞかし喜んでいることだろうと思う。絶対あの客席の反応見たら、いい顔するだろうな…。チビとかめり込んでる系でイジられてる時の北山さんのふにゃふにゃニヤニヤっぷり最高に好き。YES!I SCREAM のMVメイキングとかメイキングとかメイキングとかね←見てない方にはとりあえず見ていただきたい北山さんの姿がそこにあります


★オープニングVTR
フクロウ飛んできた瞬間に「ん?これはまさか?」と、去年のオープニングがさらりと頭をよぎり、屋敷内の動く絵画見て「まさしくホ◯ワーツじゃないこれ?」と早々に確信しようとしてました。実際は違ってたし、結果的に言うと私的に去年を軽く上回るくらい好きなテイストだったんですが。

洋館っぽいお屋敷シチュエーションっていいですよね(いきなり)どことなくスクービードゥーみたいなカラフルポップホラー。メンバーがスクリームして画面に表示される文字もアメリカのコミックっぽくて、まさにスクービー感あった気がしてる。(興奮状態の為うる覚え)

I SCREAM自体に、ホラー要素をあんまり連想させてなかったのであの雰囲気は正直意外ではあったけど、スクリーム前のあんまり笑ってない、真顔カッコいいキスマイさん達にうっとりできたので言うことなしです、はい。

ガヤさんの上半身裸の件につきましては、彼がリスペクトする大先輩木村さんへのオマージュだと私は勝手ながら解釈致しました。だってもう、Mr.Sの木村さんOPのVTRに近しいものがありすぎるよ!絶対意識してないことはないと思ってる!でもあの木村さんの、全ての空気奪い去るくらいの破壊力にはまだまだかな〜なんてどの口が言ってんだって話ですけど。なんたって木村さんは、そのVTRの格好のままステージに飛び出してこられるんだからね…恐れ入るよほんと。横尾さんが「俺のキャーより、藤ヶ谷の裸へのキャーの方が声デカい」的なクレーム言ってましたけど、あまり気にせずこのまま木村さんリスペクトな感じで突き進んでもらえれば…より刺激的で良いんじゃない?♡なんて思ってます←

そんなクレーマー(?)な横尾さんのOP映像。歩いててこちらを振り返るまでも「はっ」って声が思わず漏れるくらいスラッとした後ろ姿に見入るんですけど、横顔がチラチラ見えて振り返ってからもどえらい格好良かった。洋館に映える紳士でクラシックなお衣装が素敵だった。あの衣装じっくり見たいので…メイキング映像しかと楽しみにしてますね。

あとクレーマー横尾さんに伝えたいことがひとつ。俺に対しての黄色い声が少ない的なことを言ってましたけどね横尾さん。ただ黄色い声を出すことだけが全てではないんですよ。声にすらならない声の凄さったらないんですよ。貴方見てて超絶格好良いと思う瞬間なんてね、声なんて出ませんから、ほんとに。その声にすらならない声が声になって分かりやすく伝われば横尾さんも安心するのでしょうか。でも、出ないものは出ない。暗黙の了解としてどうか受け取ってくれませんか…横尾さん(今度思い切ってファンレターにでも綴ろうかと考えはじめてる、このお節介な思い)

あと個人的な趣味爆発するけども、あの洋館に佇んでるキスマイさん達でJAZZとかswingっぽいナンバー作ってMV撮って欲しい。ハット被ってステッキ持って踊って欲しいし、最終的には持ち物全部適当に(ここ重要)放り投げて欲しい。私の放り投げて欲しい欲求については、後ほど度々出てくるかと思います。投げられることに猛烈にゾワゾワしたツアーでもありましたからね…ま、その話はまた後ほど。


★"5th"Overtune
コンサート数日前に生出演したミュージックステーションで、YES!ISCREAMがまさかのフリーダンス(タモリさんも困惑)だったので、もうてっきり「フライングで登場でしょ?」なんて高をくくっていたのもあったからか、花道の各所にメンバーと思わしい鳥っぽいお面を被った方々が登場時点で不意を突かれた感はあって。
ただ、メンバーと思わせておいて実は違って、本人達は別の場所から登場…なんていう演出もなんのその(?)なジャニーズさんなのでまだこの時点では、目の前をスケーティングしているのが彼らなのかは半信半疑。
でも「今のみやっちっぽい」「めり込んでる気がする・・・北山さん?」なんて予想している間にメンステに集結するメタリック鳥人間達←
そして鳥人間達が仮面を取ってスクリーンにデカデカと映った瞬間「キスマイーーー!!!」ってなる時の興奮度数っていったらもう…たまんないですね。華々しいコンサートの幕開け。鳥肌ブルブル最高潮。
ただ顔を露わにされただけで、こんなに人って高まれるものなんだなと…

あのメタリック鳥人間衣装。どことなく某夢の国のパレードの先陣切っててもおかしくない感じがして。ただどっちかっていうとヴィランズ寄りなのは否めませんが。


★YES! I SCREAM

冒頭はこの曲だろうな~と大方コンサートをイメージして聴いていた曲だったけれど、実際にコンサートで聴くと「この曲で始まる他ない!」って思えるほどに
何かが始まる予感の期待とワクワクがギュギュっと詰まった曲だなと。オープニングのお祭り感にまぁ〜映える映える。

お約束のフライングでバクステまでこのまま飛んで来るのかと思いきや、シューーーッて華麗にそのまま真下へ降りてくから、これまた予想外過ぎる。フライングの使い方斬新過ぎるから、落下の効果音含めて、あのシーンがかなり好きになりました。ヒーローが地上へ降り立つ感じ。降臨感。そこから、riot game〜に繋がって間奏のmoveダンスに入るのがまたニクい演出。moveダンス大好きな人間としては、引きで見れる嬉しさ。腰ひねってるペンギンダンスの進化系みたいなダンス。あれ見てると自然と体もクネクネmoveしてる。
ボルデージはこの時点でMAXに達してると言っても絶対間違ってない。それくらい盛り上がるYES!I SCREAM。


★Summer Breeze

爽やか。すごく爽やか。
YES!I SCREAM で急激に火照った体に、涼しげな風でも吹いてきそうなくらいに爽やかで夏らしい潮風をただただ感じるようなナンバー。
公式サイトで試聴開始になった時から、あの口笛パートが気に入っていたのだけど、ライブであんなことされちゃうと余計好きになりますよね。あの口元での指遣いはズルい。可愛さを分かってやってるの分かるけど、あざといけどそれでも可愛い。
そんな可愛いフリが炸裂してる横で、横尾さんは安定の真顔待機だったりするから、その対比もまた面白くて好きよ。


★Gravity

この曲の冒頭部分が流れると「キタキタキタキター!」「コレコレコレコレー!」と血が騒ぐ感覚に陥る。
これがなくっちゃ始まらない!って思ってしまう曲になりましたよねGravity。
ガヤさんを担いでる、かの有名なあの絵図を生で見れたときの感動ったら無かったですよね。担がれてるとぴちゃんの姫感が増す。滲み出るオフィーリア。
ニカせんはかなり土台頑張ってるけど、横宮は片手間に支えてるんだろうな〜とか思いながら見てるとまた違った感じに見えてもくるし(振り付け講座か何かで そんな話してましたよね?笑)
なんせ7人がこれでもかとガシガシ踊ってる様が拝めるので、ここは双眼鏡から目が離せないパート。



★Kiss魂

GravityからのKiss魂ってこの上ないセットリスト。こうくればそうくるしかないっていう、絶対的な流れみたいな二曲。ギラギラしてる。双眼鏡ロックオン。
Kiss魂はやっぱり、横尾さんがセンターになる瞬間があるっていう曲なのでね、そこは何度見ても胸が熱くなります。横尾さんが7人のセンターに居るだけで、尊さが増すフォーメーション。なんなんでしょう。ただただ素晴らしい。

そして、もはやお決まりになってる北山宏光プレゼンツ"ダマシイどこいった案件"ですが、名古屋最終日の「キッス(ダマシイ)」はいつもよりもどこかぶっきらぼうで…。かたや今までは割と決めにきてる感じがしていたんです。野球でいうと直球ストレートで、こちらに向けて真っ直ぐ投げてくる印象だった。しかし、この日の北山さんは、ダマシイをこちらに投げる気は全然無くて、そのままどこかへ投げ捨てる様をこちらに見せ付けているような感じ・・・
"そんな簡単にダマシイ捧げると思うなよ"って忠告されてる感じ(伝われ)
(良い意味で)適当に投げ捨てられた感があってゾクゾクしました。あ~抱き捨てられる感覚ってこういうことなのかなって。そっか、抱き捨てられてたのか…まったくもって有難い話ですね←


★キ・ス・ウ・マ・イ 〜KISS YOUR MIND〜

お決まりのキスマイポールを完全に封印し、セサミストリート仕様になってた冒頭部分。完結に言います。セサミキスマイ可愛すぎか。ローラー履き替え時間を利用して、スクリーマーズパペットにチュッチュッ歌わせとく発想誰が考えたの?パペットとか久しぶりに見たよ。湧き出すEテレ感。このハイパーテクノロジーな時代にあのパペットクオリティってなんとも言えない人間味があって好き。CGとか映像の現代クオリティに圧倒されるのも良いけど、アナログな手作り感溢れる可愛さって胸を打つんですよ。とくにこの歳になると、懐かしさを感じるものにめっぽう弱くなってますし。

名古屋二日目の横尾さん、マザーオレンジの横でピヨピヨしてましたよね?あれピヨピヨでしたよね?その後、たまさんもピヨピヨしてましたよね?え?違ってました?私には横ピヨにしか見えませんでしたよ?絶対ピヨピヨしてましたよ?急に出してくる横玉に心ごと持ってかれる私。最高の贈り物貰えました。

キスマイポールは、下段の人から汗とか汗とか汗のクレームが多々出てましたから封印になったんでしょうかね?(笑)ポール好きなんですけどね〜今回のも素敵だったけど、ポールもまた見たい。なんて貪欲な生き物なんでしょう…でも言うのは自由ということで…


★メガ☆ラブ

大阪3日目は、メガ☆ラブ歌い出しまでの待機から二階堂さんがすぐ目の前の位置に居たので、ロックオンして見てたんですけどね、スタッフさんとのやりとりのスムーズさと手際の良さに仕事人モードな彼を見て、惚れ直しました。水を素早く飲んで水分補給も忘れず、飲み終わればスタッフさんにすかさず渡し。大事な大事なメガホンもサッと受け取る無駄のなさ。丁度メンバー紹介のタイミングだったので、スポットが当たっておらず暗がりだったのもあったのか、二階堂さんが真剣な表情で待機してたのでこちらも騒がずジッと見つめていたのだけど、スポットが当たった瞬間、もう完璧な"ニカちゃんスマイル"振りまいちゃうもんだから「やっぱり彼はアイドルだ!」と当たり前だけど思い知らされ、思わず黄色い声を出しちゃいましたよ。そんな二階堂さんに「メガホン用意して!」「LOVEって言って!」なんて言われちゃ、やるしかないでしょ。この日ばかりは双眼鏡捨てて、全力でエルオーブイイーラブ!やりましたよ。でもって、楽しかったんだこれがまた!!双眼鏡も楽しいけど、一緒になって一体感感じながら踊るのも楽しいって再確認出来たよ!サンキュータカシ!!!


メガ☆ラブに関しては、コンサート前からラジオやインタビューで度々、「ペンライトの台紙がメガホンになる」という情報をごり押ししてたので、それだけ気合いが入ってこだわった部分なんだろうな〜っていう思いもあったから、よりメガホンフリフリする彼らに愛おしさが増すメガ☆ラブ。

少し脱線してグッズの話をすると、去年くらいに別グループのファンの子と話をしていたときに「キスマイってグッズの話、全然しないよね」って言われたことがあって。確かに、グッズを誰が考えたとか、どこにこだわったとかメンバーの口から聞いたことが無かったけど単純にそういうものなのかとそれまでは思っていて。でも他のグループだと誰かが担当したり、コンサート前にラジオでグッズについて話したり、コンサート中はMCの中で話す場面もあるらしくて。「確かに、キスマイはグッズにあまり思い入れなさそうだな…」という気持ちは私の中にもどこかしらあったかもしれなくて。「『ファンの子に使って貰えるように、◯◯に こだわって作った』とか言われちゃうと買っちゃうんよね♡」と嬉しそうに話してるその子を見てると、ダサくても買ってしまうっていう心理現象はこういうところに潜んでるんだな…と思えて。メンバーが一生懸命考えて作ったものなら、それを嬉しそうにアピールしてくれるもんなら、ダサくても使い所なくても買っちゃうのがファンっていう生き物なんだなと。なんせ、ただメンバーがコンサートで一瞬身につけてるだけで買っちゃう生き物なんだから(ジャーニーのベアがまさにそう)
だから今回、コンサート前からグッズの話がメンバーからちらほら出てるの、なんだか凄く嬉しかったんですよね。考えてくれてることがただ嬉しいんですよね。私みたいなファンなんてほんとチョロいもんですから。そして、まさかの横尾さんがグッズ担当という事実。夏限定のツアーにも関わらずグッズラインナップにパーカーが並んでるという、隠しきれない横尾監修感。いやでも、5000円のパーカー?!無理無理なんて最初は思ってましたけどね…ま、その話もまた後ほど。

とにかくジャーニーの時には、ペンライトの光り方さえも知らないご様子で、会場のファンに「どんな風に光るの?何色?」なんて聞いちゃうくらいで。若干「えっ…」っていう気持ちを飲み込んだ二年前を思うと、素晴らしく進化してます。

今回パンフレットの充実度には太鼓判をバンバン押しまくってますし、団扇のモノクロ写真に文字だけメンバーカラーも攻めてて良いし…宮田さんのチャラいイケトシ写真についてはもう言うことないです(このお写真はほんともう凄い破壊力でした)

来年のグッズも、あえてどこかダサい部分は残しつつ(とりあえず夏の風物詩として、ダサい!って言いたい勢)愛の溢れたラインナップ。楽しみにしてます。


話は戻って、メガ☆ラブの横尾さんは、割とふざけてる印象が強い(突然)。なんてったってローラ履いて身のこなしも軽やかになってる上に、メガホンっていうある種の武器持ってるんだからね。強い←

くるくる後輩くんの周りをまわりながら頭をポンポンと永遠叩いてみたりね。またその、叩いてる時の顔が満面の笑みっていうわけでもなく、ふくみ笑いな感じがね。たちの悪い先輩感があって中毒性アリ。そしてなんといっても、ガヤさんとの絡みが必ず行われるメガ☆ラブ。名古屋2日目でその全貌を目撃したんですが…なんですかアレは。ガヤさんのメガホンに頭ごと突っ込んでる横尾さんと、それをもうそれは嬉しそうに見て「もう♡ワタったらぁ〜♡」みたいな甘過ぎる目で見つめてるガヤさんの画。なんだか見てはいけないもの見せられてるような感覚に陥って、こっちが恥ずかしくなる有様。これが、わたたいか……私にはわたたいを肉眼で見るには修行が足りなさそうだなと実感した時間でした。あの空気感は、なんというか独特の世界観に満ち溢れ過ぎてる。うん、次はもうちょっとわたたいの免疫付けてから挑みたいと思います。修行が足りない…


あと、これだけは言いたい。
不要になったメガホンを放り投げるの好き過ぎます。(この話は、MU-CHU-DEに続く…)


★最後もやっぱり君

大阪2日目に私が防振の魔力に取り憑かれて吸い込まれそうになったのがこちらの曲になります(ある意味怖い話w)
今回、一塁側の席が多かったこともあって 横尾さんの最後もやっぱり君をかなり拝める席にいまして。
外周の花道で止まり、こちらを向いて丁寧に手話のフリ踊る様がもう美し過ぎてですね…
手のフリが印象的なバラードってどうもこう…色々狂わせられるというか…
指先の動き見てるだけで、なんかもうクラクラしてくるっていうか…
一種の催眠方法なのかもしれないですね。見てるだけでボーッと吸い込まれてく感覚に陥ってる訳ですから。「あなたはだんだん眠くなる〜」的なね。
って改めて考えても恐ろしい(笑)

去年発売のシングルの中では、1番好きな曲です。コンサートでは曲の歌詞まで堪能する余裕無かったけど、つんくさんの歌詞が絶妙でたまらないのが、最後もやっぱり君。うっとりする力強い名曲。


★You’reLiar♡
もっとハダける演出だと思ってたよ?嘘つきね♡←
曲聞いた段階で「これは、ガヤさん前線復帰では?」と過大な期待をしていたがばっかりに、黒ずくめのパリッとしたスタイルで出てきた時は「そっちかー」(どっちだよ)と、ちょっぴり残念だったけど、パラノーマルアクテビティっぽいガヤさん渾身のホラー映像見つつ、後輩従えてカッチョよく踊ってるガヤさん見てるだけでただただ贅沢な時間でした。
あの、間奏の時計がチックタック鳴ってるところの左右に揺れてる動きがツボ過ぎて、ついつい見ながら一緒に揺れてました。あの妙な一体感のあるグループダンス。好きよ。
あと、スクリーン見てるとチラチラ映るガヤさんの隣の佐久間くん。彼のキレッキレダンスに度々反応してしまってました。このツアーで分かったけど、私スノーマンなら佐久間くん推しだわ。ダンスの動と静の使いこなし方が流石で…たまらんわ。

結論、次のガヤさんのソロは前線復帰作=鎖骨見せはだけパフォーマンスな感じでお願いしますね←


★ワッター弁当

イントロのシャカシャカと泡立てる音だけでもはや高まれる弁当ソングが、早くもここでお出まし。
黒シャツ仕様になってる横尾さんがやけに色気づいてて、なんだかMVよりもアダルトワッター弁当に仕上がってて…なにそれ凄く良いんですけど。
後輩に囲まれ、センターで可愛いダンス踊りながら元気に歌ってる横尾さん見てるだけで自然とこちらも笑顔満開になれる。ここは天国ですか?天国って本当にあったんですね?そんな事言いたくなるくらいに、神々しいったらありゃしない。
わんダフォーもそうだったけど可愛いソングになると、横尾さん高めの可愛らしい声になるし、それがもうなんか上手い具合にパフォーマンスとマッチしてて。「三十路男性が歌ってるのこれ…?嘘でしょ?」って思っちゃうほどキュートになるから、あら不思議。
「歌うか踊るかどっちかしか無理!」なんて言ってたけど、割と出来てるじゃない♡って甘やかしたくなります。
クッキングラップまでのせり上がったステージに行くまでの間合いの時間も、なんだかフリが効いていて笑っちゃって好き←
「成功する日と失敗する日があるかも〜」なんて言ってたけど、ほぼほぼ成功でしたよね?よくできました!ってこれまた褒めて甘やかしたい←

板前ケントも、もはやワッター弁当に無くてはならない位のポジションに位置付けてるし。寿司投げプレイもお祭り騒ぎでツアーの裏目玉企画みたいになってるし。演出上、色々美味しいとこ持ってってるワッター弁当。
オール横尾渉ボイスでお届けされる、横尾渉による横尾渉のためのステージ。夢のようなオンステージ。
私的初日こそ双眼鏡で見てましたけど、もうその後の2公演は思いっきりペンライト振って、横尾さんを見つめるというよりもパフォーマンスそのものを楽しむスタイルで見てました。楽しい曲は動いて笑って全身で楽しんだもん勝ちな気がして。
あんなに笑顔になれる曲ないかもしれないって位、笑って笑ってもう最高に楽しい曲ですワッター弁当。

お口を開けて〜の妙におっとこまえ顔なパートも最高に笑ってしまう。カッコつけ渉さんってどうしても笑っちゃうんだけど、そんなところがまた好きなんですよね。あー好き←


★ジョッシー松村のSCREAM

♩キスキースキースキスキースキースキス〜
チアのポンポンを顔の前にして持ちながら、左右に揺れるこのフリがもう可愛くて可愛くて。このフリがもう可愛くて仕方なくて。つい真似して踊っちゃうけど、あんな可愛く出来ない。ジョッシーやっぱり相当可愛い。

MVの完成度が高くて、ストーリーもまとまった感があったからコンサートはどんな演出で来るんだろうとか思ってたけど、金髪ジョッシーで全力チアで攻めてくるの完全に正解のやつでした♡なんてったって、女子力半端ない!KAWAII!!MVの時みたく、バッチリメイクしてなくてもジョッシーは充分可愛いから、すっぴんOK女子なのがまたニクい。ズルい。

あと、コールアンドレスポンス要求の仕方ね。あの、低めのトーンで自虐挟みながら促す感じ。客席に爆笑でもなく失笑でもない、なんともいえない笑いが起こる二階堂ワールドな笑いの世界。「言って」って言ったり「言わないで」って言ったり、あの駆け引き的な要素ってなんなんですかね(笑)一言でいうとシュール。かなりシュール。今後も、二階堂さんの笑いの独特な世界感をぜひ掘り下げていって欲しいと思います。

そしてどうしてもジョッシーを見ていると、いつぞやのSMAPコンサートDVDで見た中居さんソロのザ☆ピースを思い出してしまう私。表面的な共通点としては、女装という部分だけなのかもしれないけど、どことなく振り切り方が近しい気がしていて。ただ今の二階堂さんが、あそこまで振り切ってしまうとニカ担さんからのクレーム案件になりかねない気もするのであれですが…私的にはガンガン攻めて貰ってもいいんじゃないかな〜と思ってますので、どんな変化球が来ても全てを受け止められるようだだっ広く両手広げて待ってはいますね(?)

個人的には「まっちゃんなら出来る」の生歌を3回も聞けたことが、なによりも贅沢極まりないひとときでした。ありがてぇ、ありがてぇ。まっちゃんとして生きてきて、こんなご褒美が待ってるなんて知らなかったよ。ありがとうジョッシー松村のまっちゃん。何かあった時は、この曲聞いて自分奮い立たせるから!!!(間違いない)


★ALIVE

物凄くシンプルに、ただただ格好いい時間。
公演が進むにつれて、純白になってく会場。
ふっと白に包まれた会場とステージを客観視すると、またその格好良さにゾワッと鳥肌が立つ。
たまさんが見せたかった、今の自分にしか見せれないもの。エースの攻めの姿勢。今までのかっこつけたまさんとも、かわいげたまさんとも違う。もはや、たまさんなんて丸っこい呼び名で呼ぶのもなんか違うような気もする。
手をクロスしながら体制低くしてくダンス(伝われ)が好きで、パフォーマンス見ながら真似してる。(お気付きかもしれませんが、気に入った振り付けはガンガン真似っこするのが私の楽しみ方です)

change my world !イェーッ!
!!!バーーーーーーンッ!!! 


★WANTED

大阪3日目。メガラブのニカさん同様、WANTEDは千賀さんをこれでもかと拝める席にいまして。WANTEDの千賀さんに、いとも簡単に撃ち抜かれた次第です。千賀さんがあんなにクルクルと表情を秒単位で変えて、こちらに自身の可愛さをこれでもかと見せつけてくるなんて…そんな話聞いてないんだけど!ってくらいに可愛いが押し寄せてくる感覚。可愛いって思ってた瞬間には、もう次の可愛い表情見せてくれるから「可愛い…ねえ可愛い…無理」しか言えなくなって目が離せなくてグゥの音も出ません。千賀さんってファンに向けては"格好良い俺を見て!"っていう路線で攻めてくるイメージだったんだけど、こんな目があって恥ずかしくてそらしちゃう♡的な可愛さで攻めてもくるのね…恐れ入った。
目がキュルキュルしてて、もう間違いなく千賀さんは天使だった。WANTEDって割と爽やか格好良いソングだと思うんだけど、千賀さんのお陰様で私の中では一気に可愛い小悪魔ソングになりました。

ちなみに名古屋2日目では、ニカさん席だったので渾身のラップパートは双眼鏡ロックオンして見てました。ついつい、フゥ〜!って言っちゃいたいくらい、安心して見れるニカラップ。ぜひ定着させて欲しいニカラップ。


★Shake It Up

shake it up をガッチリ踊ってるイメージがなかったから、センターステージに集まって歌い始めた時はすごく新鮮で。どちらかというと花道ソング感がある shake it up。
センターステージで踊ってた記憶はあるけれど、残念なことに鮮明な記憶があんまりない。無論、双眼鏡ロックオンタイム。横尾さんが頑張って踊ってるのを、必死に見てたんだと思います。恐らく。


★MU-CHU-DE恋してる

来ました。UTAGEで言うところの夢タイム。
ガヤさんが銀座カラーのCMで急にオオカミになり始めた頃から、きっとファンなら誰しもがそれぞれの頭の中で想像してたと思います。「メンバー全員でオオカミになって歌ったらいいのに」って。
そんな夢を実現してくれちゃう今回のMU-CHU-DE恋してるのパフォーマンス。こんなの見て、バチ当たんないかな…とか軽く心配してしまうくらいには有り難すぎる演出でした。
オオカミの耳付けた7人は想像以上に可愛かった!あ、でも1人可愛い?って疑っちゃう人がいました。そう、横尾さん。他のメンバーは猫っぽかったりもしてどこかに可愛げがあったんだけど、横尾さんに至っては、オオカミの耳が必要以上に似合い過ぎてて、もはやオオカミが人間に化けたけど耳だけ化けれなかったみたいな設定に思えてきて。オオカミ臭が凄くて、可愛いっていうより凛々しい。あの格好で「食べちゃうぞ〜」とか言われたら、一番ガチで食いちぎられそうなの横尾さんだし。今の黒髪長めの髪型が、野生のオオカミ臭を余計に漂わせるし。つまり完結に言うと、最高に格好良かったって話です。

ペアごとにカメラに抜かれる演出。これまた、私へのご褒美なのかなんなのか毎回横玉劇場なんですよね。基本、横尾さんがキス迫って玉森さんがそれを嫌がる…みたいな構図が出来上がってるんですが。双眼鏡で一部始終を見てると、他のメンバーがカメラに抜かれて暗転し待機の時『どういく?』『それね』『うん』的な感じ(会話は全て想像)で、真剣な面持ちでアイコンタクト取り合って確認してるのが見えて。そんな真剣な表情から、スポット当たると一気にそれぞれの役割全うするかのようにカメラの前で思いっきり可笑しな表情見せてて。なんだか、その裏と表のメリハリさにキュンときた訳で。ファンを喜ばせるには…っていうのを彼らなりに考えてやってるんだ…っていう裏側が垣間見える瞬間。こういう見えないものが見えるから、コンサートってたまらないんだな〜と思える。数秒間の出来事に、こんなに心奪われるって凄いこと。もうほんとMU-CHU-DEす。

そしてメガ☆ラブに引き続き、不要になったオオカミの耳を放り投げる様。ほんと、なんなんですかね。このさっきまで身につけてたものを軽率に投げれてるのを見て高まってるこの感覚。危ない気しかしませんけど、高まってるんだから仕方ない。投げられる何かしらに私はなりたい。


AAO
AAOは、フリが覚えやすい曲なのでコンサートで聞くとより踊るのが楽しくってウキウキするナンバー。とりあえずこの時はひたすら踊るのが楽しかった印象が強くて、どんなだったかあまり記憶にない(笑)
shake it upといい、度々この記憶のメモリーに雲泥の差が出来てるのなんなんですかね(知らんがな)


★夕空

この曲はコンサートに行くまで、個人的に再生回数としては一番少なかった曲なんですが、コンサートに行ってより好きになった曲でもあります。
大抵「この曲はコンサート映えするだろうな」とか「コンサートに行ってより好きになった」っていう曲は、盛り上げ声出し系だったりするんだけど、今回のコンサートでは夕空が私的にはこの枠に入ってきました。

大阪2日目と3日目で見た、メンステ端っこを横尾さんが散歩してる"わたさんぽ"
名古屋2日目で見た、河川敷に座って7人で夕日眺めて黄昏てる青春風。
公演を重ねて演出が変わっていったけど、どちらも雰囲気がたまらなく好きです。

わたさんぽは、本当にただの横尾さんの散歩風景を見てるようで。サビのALLパートまで歌わないからか、手も軽く後ろに組んで一歩一歩メンステの端っこまで歩いていって、徐にスタンドの上の方を見上げる横尾さん。手を振ってるファンに応えるでもなく、ただただそれを見てるっていう。なんだかそのゆったりした空気感を双眼鏡越しに見てるだけで、心が浄化されてく気がして。癒されるってこういうことなのかと思いましたよね。実に平和な時間。

河川敷はもう、個々の座り方の違いを見てるだけで楽しかったし、あの傾斜の感じが河川敷でしかなさ過ぎて学生服着て欲しい願望が脳裏にチラついて仕方なかったです。別々の高校に進学した小学校の同級生達が、ひょんなことから同じ事件に巻き込まれて、色々あって(書き出すと止まらないので省略)、なんとか事が収まって昔よく皆んなで遊んでた河川敷に久しぶりに腰を下ろして皆んなで夕日が沈んでるのを見てる…的なね!高校設定に無理があるなら、社会人でも可なんでね…7人総出演のドラマ化映画化…待ってますよ。


★ZIG ZAG LOVE

私の知識不足で、初めてスノーマンのこの曲を聞いたんですが、キスマイにまみれまくってる合間に後輩くん達のパフォーマンスを見ると新鮮さが増して、ついつい見入ってしまいました。とにかく次々と繰り出されるアクロバットが圧巻。みんな軽々と回転したり飛んだりするから、普通に見ちゃってるけどこれってかなりの大技よね?これぞジャニーズっていう王道感が見ていて爽やかで格好良い。そして、やっぱり「おっ!」って目に入ってくるのは佐久間くん。彼のダンス、いいですね〜好きだわ。

後輩くんに華を持たせてあげる時間を組み込むこと。それはきっと、自分達が先輩にしてもらったことへの恩返しのような意味もあるんだろうなって。アウェーな空気の中でバフォーマンスすることも経験値になるだろうし、そうやって先輩方にいろんな機会やチャンスを与えてもらって場数を踏んで今がある彼らだからこそ、それを後輩に受け継いでくことに大きな意味があるようにも思えて。そんなことを思いながら、ZIG ZAG LOVEを見てると余計に胸が熱くなるし、応援したくなる。

いつからか「ペンライト白にして〜」なんてアシストまでしちゃってる北山さんの後輩愛。そういう少しの気づきでパフォーマンスや会場の盛り上がり、一体感も増していくんだろうなって。

なんとも、素敵な時間でした。
頑張れ後輩くん!!


★舞祭組タイム
・棚からぼたもち
・てぃーてぃーてぃーてれっててれてぃてぃてぃ

今年もきました!無かったらどうしようかと正直どこかでビビってました!あってよかった!舞祭組タイム!
もう、ここで声出さずにいつ出すの?今でしょ!って今更感満載な事を惜しげもなく言えちゃうくらいに、私のアドレナリンが最高潮に放出するのが舞祭組曲。UTAGEが無くなってから、4人揃ってスーツを着る機会も歌う機会も無くなって正直寂しく思っていて。(舞祭組については賛否両論あるようだけど、私は、舞祭組に出来る限り存続して欲しいと思っているので…)
久しぶりに聞く、棚ぼたもてぃてれも年月重ねるごとに安定感が増してる気がしています。気がしてるだけじゃなくて、実際きっとそう。横尾さんのソロだって、必死に握りこぶし作って力込めて聞いてるけど横尾さんなりに完璧に歌いこなしてたよ?"お〜!"なんて煽りが似つかわしいほどに、歌いこなしてたよ?二階堂さんとか北山さんが度々「横尾さん、歌が上手くなってる」って言ってるけどほんとその通りで。「個性が無くなってく」(笑)なんてことも言われてるけど、UTAGEスペシャルではあんな調子だし(リンリンリリン事件)、横尾さんの歌のスキルアップに関しては正直何が正解か分かりませんが、ただひとつ言えることは一生懸命歌ってるその姿がなにより素敵なのよってことで。横尾さんが、思いっきり歌ってくれさえすれば、私はもうそれで満足です。これからも、キスマイの最終兵器ボイス担当として君臨してて下さい、どうか。


★今ナニヲ想ウノ
ギター担いでふらっと出てくる北山さん。
ゆるく登場し、舞祭組が去ってった後もドームにいる何万人の女相手に、一対一のようなぬるいトークふっかけてくるんだから、こっちもたまったもんじゃない。
「みっくん」って呼ばせる空気作ってるの貴方じゃない…とか言わないけど、呼んだからって何かあるとか思ってんの?的なね、そういうこと言われちゃうとね、コロッと転げ落ちてしまうって話です。
こっちからしてみたら失敗したことだって、止まったり言わなきゃ分かんないくらいのミス(だと思う)なんだけど、「失敗した〜」って言っちゃう北山さんの生真面目なバカ正直さ(褒めてる)「も〜〜また?」なんて思いながらも悔しそうな姿も可愛いもんだから「頑張って!」なんて思ってしまうけど「頑張ってるわ!」って強気で返されてしまうしね。負けず嫌いなんだからもう…←誰目線
「みんな玉森に甘い!」なんてご立腹な北山さん度々お見かけしますけどね、こっちからすると貴方にもみんな甘々ですからね。
ここまでくると、あざとさの有る失敗込みのソロパフォーマンスなのかと思いきや、名古屋2日目ではパーフェクトに決めてくるあたり…もう完全に手のひらの上で踊らされてます、完全に。ご馳走さまです。

ギターを弾いてる北山さんの姿は格好良いのでまたどこかで見せてくださいね。


★ヲタクだったってIt's Alright!
もう、茶番込みで宮田ワールド全開で!
楽しい!もうとにかく楽しい!
絶対ライブで盛り上がるしコールも沢山あるから忙しいし間違いなく楽しい!って分かってたけど、ほんと間違いなく楽しいしか無かった。多分、舞祭組タイムに次いでこの曲で1番声出してる。
まさかジャニーズのライブで「萌え萌えキュン♡」って声出しする日が来るとは思ってなかったと思うだれしも。レフトレフトライトライト〜のところとか、こっちも付いてくのに必死!しかし上手く出来た時の満足感!オタ芸って楽しいかもと、安易にも思わせてくれちゃうところも宮田マジックなんでしょうね、きっと。
そんなみやっち渾身の千手観音のような圧巻のペンライト芸に見入ってると、突然「ちょっと待った」の声が入り茶番が始まるかと思いきや…

死んだ。全わたしが軽々しく死にました。

聞いてない…聞いてないよ?
わたたいがオタ芸途中参加するなんて聞いてない…
ってパニックに陥ってるのもつかの間…

え?え?たまさんと北山さんまで?参加するの?
なにこのコラボレーション…無理…
もうパニックで頭抱えてる私をよそに
目の前で繰り広げられる個性溢れるオタ芸の数々…

これはもう、やられました。
だってもう可愛いが過ぎる。
横尾さんの出来てるんだか出来てないんだかなオタ芸をこの目で思う存分見れた幸福感。

何かを睨みつけるかのような狂気に満ちた面持ちでステージ上に現れる横尾さんなんだけど、宮Tがその強面を上手い具合に緩和してくれちゃうから見た目にもなんか面白い感じに仕上がってるんですよね。あーあのオタ芸のマルチアングルが欲しすぎる。きっと叶わないけど、ひとつだけ願いが叶うのならば…どうか…エ○ベさんどうか…!←


★Get Ready

今アルバムで、私の好きな曲第2位のGet Ready。
何ってもう曲が好み。どことなく去年のニカせんソングDouble upを彷彿とさせるようなシャレオツダンスナンバー。
MVもそうだったけど、千賀さん自身が千賀さんの一番輝ける方法を知ってるんだな〜って思うほど、彼は自分の格好良いの売り方が本当に上手いんだな〜と思った。「ファンは僕の格好良い部分もきっと見たいはず(ニュアンス)」なんて高らかと言ってくれちゃうしね。ほんと、隅から隅まで格好良いにこだわって作った千賀さんの"格好良い俺を見てくれ"アピールにまんまとハマりましたよわたしゃ。
フゥ〜!とかフォ〜!とか、海外アーティストのライブじゃなきゃ出ない声が自然と出ちゃうし、ペンライト振るってよりもリズムに乗って揺れちゃってたし、なんていうかアイドルっぽさが良い意味で無くて、それがまた新鮮で心地よかった。また、千賀さんの歌声が良いこと。

そしてまさかの…二階堂さん登場!
私的初日の大阪2日目、一曲前のオタ芸サプライズで今日イチのSCREAM使い切ったと思ってたけど、まだ凄いのが残ってたなんてね。
涙無しでは見れないよ ニカせん…
ソロに対して物凄いこだわりの強そうな千賀さんが、オンステージにメンバーを呼ぶ構成なのが少し驚きでもあって。どういう経緯で、このニカせん愛に溢れるステージになったのか詳しく聞かせて欲しいくらいには胸熱度MAX案件でした。
二階堂さんの千賀さんを際立たせるような控えめだけど程よく力の抜けた雰囲気のある格好いいダンス。なんて言ってるのか聴き取れないくらいのさりげないラップ参加(ゴリラって言ってるように聞こえた気がしてるんですが、空耳ですかね?教えて欲しい)
はぁ…ニカせんって尊い…

先日発表された、ユニットでもまたしてもニカせん曲が収録されるようで!果たしてどうなるニカせん?今後の彼らの動向も気になります。


★Sha la la☆Summer Time
★DREAM STAGE

潮風とか波音を歌詞にしちゃう、夏らしさ満点の爽やかナンバー。でも同じ爽やか夏ナンバーだけどSummer Breezeとは明らかに違ってて。それはどことなくシャララに漂う昭和アイドル感なのかもしれないですね。そうまさに光GENJIっぽい一曲。
それは、次のドリームステージもまさに昭和アイドル感溢れる一曲で。5周年で、彼らの原点回帰というよりアイドルの原点回帰まで遡ったのね、なんて思ったりしたとかしないとか。
でもなんせ、ローラースケートが全面に押し出された曲を待ち望んでいたので嬉しい限りです。ローラースケート滑ってるときの彼らって一層輝いて見えますから。花道を華麗にシャーッと風を切って駆け抜けてる姿見てるだけで、胸が痛くなるくらいには見惚れてますから。彼らがローラーパフォーマンスする度に言いたいくらい、ローラースケートのクオリティーで横尾さんに勝る人いないと思う!っていう盲目自担発言したくなる。でも、これひいき目じゃなく本当に思うことで。ローラーを誰より履きこなし滑りこなしてると思う。教えるのは下手だけど自分のローラーパフォーマンスには彼自身もかなり自信持ってたし(いつかニカさんに「下手」って言われて若干キレてたことありましたよね?笑)


★Flamingo

無論、今アルバム楽曲の中で私的第1位に君臨してます。
flamingo様。

アルバム試聴開始時から、もうこの曲を聞けば聞くほどドツボにハマっておりまして。こんなメロウなナンバーをキスマイが歌うことにまず感激したし、せんちゃんのちりめんビブラートがもう…なんていうか活かされ過ぎてるし!!関係者各位 分かってらっしゃる!!ってもう30秒足らずの試聴で拍手喝采ものでした。
アルバム発売後、フルで聞いて。楽曲の良さはもちろんこれまた歌割りに感銘を受ける訳です。聞かせにいくような歌だったので、藤北玉のメイン曲なのかな〜なんて勝手に思ってたら、ところがどっこい(古)2番では、舞祭組にもソロパートがあるではないですか!もう思わず聞きながら巻き戻して二度聞きしました。ちゃんと4人の声が鮮明に聞こえてくることへの感動。こんなしっとりとしたナンバーでも歌割りいただけるんですね。5周年の革命起きてる…

そして、コンサートでのパフォーマンス。
何ですか 誰ですか?
7人をカゴの中に入れるなんて演出考えた人は!
もう、何も私が言えることはございません。
マイクスタンド曲は、flamingoかな〜なんて淡い期待してましたけど!こんな変化球なマイクスタンド演出だなんて誰が想像出来ました?もう、完敗です。
あのアミアミ衣装どうなの?なんて声もあるようですけどね、ちゃっかりアミアミもflamingo色に染まってるから、もはやアミアミ込みで愛おしいですよ。
この時ばかりは、双眼鏡ロックオンして横尾さんを永遠に見てるんですけど、「美しい」しか言葉思いつかないくらいには美しいです。

flamingoは間違いなく、私の中でキスマイの歌トップ10いやトップ5に入るくらいに好きな曲になりました。今もなおエンドレスリピート続行中。


★Flamingoエピローグダン

フラミンゴ直後に二階堂さんがソロで踊るフラミンゴエピローグダンスの美しさったらなかった。水滴が落ちていくのと同時に、二階堂さんがステップをストン、またストンと丁寧に踏んでいくのをただただ見てるあの時間。時間が一瞬止まったかのように静かに、ただ会場にいる全ての人が彼がステップを踏むのを見つめるだけの時間。踊り終わるとご丁寧にお辞儀してくれちゃうもんだから、こちらもありったけの拍手を送る。ほんとにちょっとした時間ではあるんだけど、あそこに二階堂さんのダンスの繊細さとか力強さとか魅力が詰まってると思う。


★&say

出ました。我らが藤北第3章。
担当でなくても、藤北に対する思いってそれぞれ熱い何かを持っていると思っていて。交わるようで交わらないようで、でも交わってる…みたいなもどかしいけどそこがたまらない!みたいな2人にしか出せない距離感。

&sayは、音に中東感があったりしてどこか謎めいた雰囲気のある曲ではあったんですけど、まさかあんなお衣装で登場するとは…!(特に北山さんとか北山さんとか北山さん)
見た目の迫力が物凄くて、若干その全貌把握するまで時間を要しましたからね(笑)
みなさんが随所で仰ってるように、ほんと先住民と連れてこられたセレブ感。この二人が同じ女性取り合うソングをまたしても歌ってるという摩訶不思議さ。でもなんだか見れば見る程に中毒性が増してくるのが藤北パワーなんでしょうか。新しい2人の方向性を見出した感あることは間違いない。

そして、私が&sayで好きでたまらないのが北山さんのラップパート。若干腰を落として、前かがみな体制でラップ歌ってる北山さんの格好良いこと…
あの時ばかりは、双眼鏡ロックオン。なんでしょうね、あのラップ歌う時の姿勢というか佇まいというか。たまらんです。

そしてこの&sayの北山さんとget readyの二階堂さんに、私は中居さんの影がチラついて仕方なくて。リズムの取り方であったりダンスの動きであったり。少し前かがみで前傾姿勢気味で、表情を見せるというよりも動きで格好良さを体現する感じとか。上手くは言えないんですが、中居イズムを2人に感じてしまって仕方なかったです。また、それを感じるのがこの2人ってところがまた…それぞれに中居さんから盗みたい部分沢山あるはずだと思うから。ガヤさんに木村さんへのリスペクトを感じるのと同様に、リスペクトの思いがパフォーマンスになって垣間見えてくるって凄いことだし、それだけ受ける影響力が大きいんだろうな…とも思う。この部分に関しては、完全に私の想像上の話でしかないけれど、そんな風に思わせられてしまうってこと自体だけで私としては、ぐっとくるものがありました。

話が脱線してしまいましたが、いくつコンサートを重ねようとも、藤北には圧倒的ツートップを見せつける場を無くさないでいただきたいです。これは、私と横尾さんからのお願いです(勝手に巻き込んだけど、横尾さん藤北大好きだから…ね)


★和太鼓パフォーマンス

今回のツアーで私が一番好きで一番尊さを感じるのが、この和太鼓パフォーマンス。歌ってすらいないけど、あの和太鼓見てると7人が7人でしか成り得ないことを痛感させられて、ただただこのままこの光景が続けばいいと思って見てる自分がいる。
エース玉森裕太が颯爽と姿を現し、静かにそして力強いパフォーマンスを見せるところが全ての始まりで。後輩を後ろに従え、息の合ったパフォーマンスでこちらを魅了してくる。叩いてる瞬間はもちろんのこと、あの"シュッ"っという音と共に中心に全てが集まる様が本当に気持ち良いくらいに揃っていて"シュッ"という音と共に、言いようのない高揚感があった。
そして、千賀さんとみやっちがその傍らで回転しながら少し大きめの和太鼓を力強く叩く様。いつもどこかイジラれ担当にまわることのある2人だからこそなのか、こうやって男らしい力強さをひしひしと感じると胸が熱くなる。
ここにきて、フライングやえばずの登場に釘付けになる。高所の苦手な二階堂さんを思うと、この演出はかなり無理を強いられてるのではないかと心配になるけど、歯を食いしばって叩く姿見ると私はその頑張りに泣きそうになるよ。そして、その隣で涼しげなポーカーフェイスで叩く横尾さんのスマートさに心鷲掴みにされる。この二人のバランスが良くて、嗚呼やえばず…と一層胸が熱くなるひととき。
フライングから降り立ってから、横尾さんはロング丈の羽織りものをお召しになるんですけど、その羽織り方がまた素晴らしくて。暗転してるから、暗がりでうっすら見える程度なんですが、バサッと一気に羽織り裾が良い感じに揺れるさまが「第二の帝王降臨」を象徴していて…

そうしていると、メインステージにはボス感満載の最上級肩掛け衣装を身に纏ったガヤさんがいらっしゃって、ここから7人が一列に並び和太鼓を演奏するっていう夢のような時間が始まる訳です。

かけ声を掛け合いながら、ひとつひとつの技を7人で刻んでいく。その時の7人の顔が本当に真剣そのもので。嗚呼…私は7人みんなが好きなんだな…と思いながらじっと誰か1人にスポットを当てるでもなく7人みんなを見てた。
和太鼓について思いを巡らせると、7人が一列に並ぶ瞬間の尊さっていったらないよ…という話に辿り着く。前も後ろもなく綺麗に横一列。ただそれだけと言われればそれだけなんだけれど、そんなに単純なことではない。ただただ尊い時間。


★PSYCHO

和太鼓からの流れでPSYCO。
もう言うことあります?
いいえ、ありません(自己完結)
とにかく、第二の帝王が降臨してしまった以上、1秒たりとも見逃せない為、双眼鏡ロックオン。
普段から花道歩くときに、ファンの方見たり手を振ったりを頻繁にやるタイプではない横尾さんだけど、帝王になるとほんとファンサというファンサの全てをシャットアウトしていて、その一切こちらを見ずに我が物顔で颯爽と歩いていく姿がまた最高に美しくて…無理。歩いてるだけでファンサなんて、よく言えたもんだと思いますけど、もうその通りなんだからそう言う他ありませんでした。歩いてることがファンサ…帝王。


Black&White

帝王共々バクステに移動してきてどうなる…と思っていたら、ここにきて、まさかのブラホワ。
変化球過ぎるし、なにそれ好き過ぎるブラホワ。
特効がものすんごいけど、ビビってる暇なんてないブラホワ。
PSYCO同様、1秒足りとも見逃せないため引き続き双眼鏡ロックオン。なんかもう、衣装を隅々まで見たり、ここのフリが…とか覚えてられたらいいんですけどね。なんかもう、一気にいろんな感情が入り乱れ巡り過ぎて、正直何があったか全然覚えてない。これでもかと見入ってるのに、覚えてない。でも、覚えてないくらいその時間に集中してたんだろうとも思う。ここはもう、映像化で復習する日を待機するに限ります。にしても、帝王…返り咲いてくれて感謝です。


★NOVEL

和柄のカッチョイい衣装から、ギリシャ神話のようなファンタジックな衣装にチェンジする振り幅。流石ですキスマイさん。
和太鼓→PSYCO→ブラホワと、これでもかと浴びせられて脳内ぶっ壊れる寸前まできた後のNOVELは、浄化ソングなんですかね。ふわ〜っと心を落ち着かせてくれるような優しさを感じました。そして終わりが近ずいてることを、徐々に感じとっていく曲でもあって。改めて考えると、NOVEL持ってくるのは、ここしかない感がすごい。


★Re:

コンサートで聞いたら泣いてしまって顔面が大変なことになるんじゃないかとか、いらぬ心配をしてしまってたけど、演出がもうファン心をくすぐって仕方がなかったので泣くってよりは、仲良し見せつけられてほっこりが正解でした。泣かせる演出にも出来たんだろうけど、こうやって笑わせてくれる演出にしたことが何だか上手く気持ちを素直に伝えられない不器用な彼ららしかったし、これこそありがち男子・ありがちキスマイだな〜なんて。
そして改めて、このペアで歌ってるって思いながら聞くと沁みるものがあるな…と。
Re:については、沢山想うものがあるので また別の機会にたっぷりと書き記したいと思います。

「僕らが迷った時も 愛し続けてくれて ありがとう」という言葉を胸に、これからも愛し続けていこうとあの場で静かに(勝手に)誓いましたよ。
彼らにとってもそうだろうし、私にとっても大切な歌になりました。

ほっこりとした愛に溢れた、とても清々しいエンディングでした。


★アンコール
・Everybody Go
SHE!HER!HER!
キミとのキセキ

やっぱりどっかで「キスマイゴー!」しとかないと、コンサート終われないのかもと思いましたね。なんか「キスマイゴー!」しないと何かどっか見落としてる感じがして。デビュー曲の偉大さを、アンコールで思い知るっていうね。思いっきりキスマイゴー!させていただきました。

今回はアルバム中心のコンサートだった分、アンコールでお馴染みの曲を聞くと、昔の血が騒ぐ感じがして嬉しかったですね。やっぱり昔の曲も歌い継いでなんぼ。レパートリーが増えてくと、選ぶのも難航するんだろうけど、少しづつでも聞けるとやっぱり嬉しくなります。


★I Scream Night

北山さんが「それでは聞いて下さい。I Scream Night〜!」って叫んで始まるこの曲。
この曲が流れ始めると、めちゃくちゃ気持ちが高揚するのに、夏が終わる気配も否めなくて、終わりたくなさすぎて、でも楽しくて…な気持ちが同時に押し寄せてきて苦しくなる。
ガシガシ踊る訳でもなく、少し軽めにステップ踏むように踊ってるのがまた良くて。水ばっしゃ〜んやっちゃうんぬ展開が始まってからが、本番みたいなとこあるこの曲なんですが、水が出始めると横尾さんはスルリとかわす様に端の方へ寄っていってなるべく浴びないように回避してるのが何とも横尾さんらしくて、そんな姿見て笑ってしまう。逆に、水に自分から飛び込んで思いっきり浴びてる千賀さんが途中で毎回横尾さんに絡みにくるんだけど、これまた毎回上手いこと交わされて結局千賀さんが余計に濡れてるっていうオチ含めてまた笑う。名古屋2日目なんて、千賀さん必死に横尾さん濡らせようとするのに転かされてましたからね(笑)
序盤、水から逃げている横尾さんも、水浸しになって水たまりの出来た床はお気に召したのか、思いっきり足蹴り上げて水飛ばすっていう荒っぽい遊びを楽しそうにしてらっしゃいました。挨拶して、みんな捌ける感じになってるのにずっと水を蹴って遊ぶ横尾渉(30)なんだかその姿が悪びた少年に見えて、可愛かったんですよね。あ〜あの時間に戻りたい(定期)

結果的には、みんな全身絞れるくらい水ばっしゃーんやっちゃうんぬ(言いたいだけ)なっちゃってる訳なんですけど、なんでしょうね…この水に濡れてるときの美学みたいなものは。濡れた髪をかきあげてるだけなのに、通常より割り増しに格好良く見えるあの感じ。あの水ばっしゃーんやっちゃうんぬ(めげずに言う)装置考えた人と堅い握手交わしたい。

名古屋2日目では、ここにきても私へのご褒美タイム、横玉劇場が開演しておりました。いつの間にか、たまさんが横尾さんのオレンジハットを奪い、我が物顔で踊った後にフワッと(ここ重要)優しく横尾さんの頭にオレンジハットを戻すまでの流れが神がかってて。まず横尾さんのオレンジハット奪われた時、とっさに「ガヤさんの仕業や!」って思ったんですけど(恐らく潜在的な何かが反応)、目を凝らして見ると紛れもなく奪ったのは涼しい顔してる玉森さんなんですよね。もう、この時点でブルブル震え上がりました…なにこのご褒美的シチュエーション!普段あまり二人が絡んでいるのを見ない分、特別感が増しに増す横玉。これからも私は、ペアランキングで最下位を獲得しようとも横玉を全面的にサポートしていきますので(?)今後とも横玉劇場をどうか開幕してくださいませ。

そしてI Scream Night終盤、上手に皆んなで寄ってってジャンプ!下手に寄ってってジャンプ!のところは、アイドルっていうよりもどこぞのフェスのフィナーレ感があって。だからこそ余計に夏の終わりを感じずにはいられないのかもしれません。


あれこそまさに、I Scream Night。
終わってなんか欲しくなかった。
あのまま永遠水浴びしてて欲しかった。
しかし終わりは来てしまう。
切ない…
でもそこがまたI Scream Nightなんですよね。

どこまでも尊いI Scream Night


★Thank you じゃん!

最後の最後は、ハッピーに終わるのがやっぱり彼らなんでしょうか。Thank you じゃん!もう、迷ったらとりあえずいっとけ的な定番ソングになってる気もしてます Thank you じゃん!
そしてこの終盤の終盤になって、お披露目される例のパーカー。「5000円?!無理無理」ってなってたあのパーカー。
大阪2日目の横尾さんが私的にとんだ破壊的ビジュアルだったことをここでご報告しておきます。白いキャップを被った上から白いパーカーのフードを被るっていうキャップonパーカーフード!!!なにそれ、格好良い。なんかちゃんと顔が見えなくて、チラチラ見える感じとかもう最高。しかもなにこのテロんとしたパーカーの長さ…え?素肌に羽織ってる?え?!?
…とかなんとかもう色々とあたふたしてる間にセンターステージに7人が集結しお決まりの


⊂*`∀´⊃「俺たちの名前はーーー?」
ファン キスマイフットツー!!! /


で、軽やかにコンサートの全てが終わりを告げる訳です。うんもう、終演直後なんて素晴らしいとしか言えないくらいに圧倒されてましたね。

そして、横尾さんのキャップonパーカーフードに思いっきり打撃をくらった大阪2日目の私は、そのままドームを出た足でフラフラとグッズ売り場へ引き寄せられ完全に勢いに流されパーカーを購入して帰路に着く訳です。帰ってから一度だけ袖を通したものの、サイズの大きさと時期的に長袖を活躍させられる訳もなく、タオルケット代わりになっているパーカー。触り心地がふんわりしてて割と気持ち良いのが救い。勢いって怖い。でも、後悔はしてない(はず)


さて、長々とI SCREAMについて語ってきましたが、改めて思うのは彼らはちゃんと過去を振り返りつつ前に進んでるんだな…ということだったりして。今回のツアーは、こちらにもコンサートの構成やお決まりみたいなものを一新しているのがハッキリと分かって感じ取れて。きっと振り返る作業や恒例のものを無くしたりすることって、新しいものを作るよりも実は勇気のいることだと思うから、やっぱりI SCREAMは彼らにとって確実にコンサートを作る上でターニングポイントになったんじゃないかな…なんて思う。凄く考えただろうし、沢山悩み抜いた末の答えがI SCREAMなんだろうなって。
そう思うとI SCREAMのコンサートメイキングが見たくて見たくて仕方なくなってきてる。そんな裏側まで見ようなんて貪欲なことは分かっているし、いつも見せてくれてしまう運営側への甘えなのかもしれない。まだ、ツアーさえ全て終わってないけど、全身全霊で頑張ってる彼らの姿見てると、もうその裏側を知りたくなってる自分が確実にいて。だって和太鼓とか絶対めちゃくちゃ練習してるとしか思えないし、きっと汗水垂らして必死になってる彼らをカメラは追ってくれてるに違いないし、そんな頑張ってる彼らの姿はどこまでも凛々しくて格好良くて…

色々言ってるけど、最終的に思うことはひとつで。
いつまでも7人が7人でいること。
そんな当たり前みたいなことが、ずっと続くことを願いながら残りのツアーが無事華々しく終わりを告げられるように願って、私のI Scream Nightは 一旦閉店ガラガラさせていただきます。


ここまで読んでくれた方が果たしているのでしょうか?なんかもう殴り書きのような、自分のためのI SCREAM総括になってしまって申し訳ないです 笑

もし、ここまでたどり着いた方がいらっしゃったとしたら、ご静聴ありがとうございました!感謝です。

 

 

渉さんが三十路になられまして

横尾さん30歳のお誕生日
御芽出度う御座います!!

「横尾さんが30歳?!信じられない!」
と思う反面、どこか凄くしっくりきていたりする。

彼にとって29歳は間違いなく飛躍の1年で。一ファンの私でさえ、彼のめまぐるしい環境の変化をこれでもか!!と言わんばかりに体感しているのだから彼自身は体に刻み込まれる位に体感しているだろうし、これまで見えなかったものも見え、これまで抱いたことのない思いも沢山抱いているのだと思う。

それは最近の雑誌でのインタビューを読んでいても明らかで、訳もなく彼の行く末を心配していた頃のことが嘘のようにも感じる。

「この人を応援していて良かった」
「応援してることを誇らしく思う」
そんなことを思う出来事が、この1年いくつもあったし、そう思えることが本当に嬉しかった。

横尾さんを応援していると、横尾さんの周りの方々に(勝手ながら)感謝の挨拶回りをすることが多々ある。その度に「なんて愛されてるんだこの人は…」と、横尾さんの人たらしっぷりをしみじみと噛み締めていて。「人見知りなんです」と公言しシャイが故になかなか現場で共演者と打ち解けられないエピソードを披露する人(我がグループにもいたりいなかったり)が沢山いるなか「人見知りしない」とさらりと言う横尾さんは、きっといろんな人の懐にふっと入り込み収まり、年上の方々に可愛がられいじられつっこまれながら笑ってる、そんな朗らかな人なんだろうと想像する。うん、好きだ(定期)
向かう先全て刃みたいな時代もあったと聞くけれど、それもこれも酸いも甘いも経てきた今だからこそなんだろうと思う。

近頃思うのは、表舞台を離れバックステージに身を置いたときに一気に老け込んで年相応になる横尾さんにグッとくる感覚。そのなんともいえない気怠さの中の芯の強さに色気を感じる感覚が30代アイドルが魅せる沼なのかもしれない…なんて思ったりもする。

力を入れ過ぎず抜き過ぎず、程よい力の入り抜き加減を横尾さんが巧みに操作する時代がやってくる予感。

雑誌でもなんでも、横尾渉(30)の表記見ただけで沸く自信がある今の自分の浮かれ具合。

そんな横尾さんが30代を迎え何を語るのか。
一万字インタビューの行く末に想いを馳せてみる。胸の鼓動を抑えつつ読む日が楽しみで仕方ない。

そんな、横尾渉(30)の初夜。


ハッピーバースデー!三十路!!